こんにちは。
ご記載いただいたことは小学校1年生の男の子としてはよくあることとは思います。傘、筆箱、水筒などよく壊すということはよく言われますし、鉛筆や消しゴムや定規などよくなくなるのでなくしても惜しくないようなものを多めにストックしておくなど試されている保護者の方も多いとは思いますが、ご本人や周囲が苦痛に思われる場面が多い、ご本人が損をしている面が多いようなら改善を試みるのもよいと思います。
子どもは面倒くさがりです。引き出しを開けて物を出し入れするだけでも面倒くさい。かばんを置くときに少し位置が高くて持ち上げるのが大変なだけでも、「持ち上げる大変さがあるなら床に置いた方が楽」となり床に置く。洗濯物を出すのに脱衣所までいかなければならないなら面倒くさいからその辺においておく。プリントもファイルを出してファイルを開いて、くしゃくしゃになるプリントをしまってチャックを閉めなければならないと考えるだけで面倒くさいから放り込んだほうが楽。となります。
一つでも、面倒くさいステップを減らせるなら減らしていきます。引き出しを開けて出す、開けてしまうのが面倒くさいなら、放り込むだけでよいような収納にする。見た目はごちゃごちゃしますがどこに何が入っているか一目で分かるようにラベルをつける。自分の身支度関係のもの、自分の荷物一団をまとめて近いところに集め、自分のものは全部このコーナーにあるとする(家族全部の衣類はここ、本類はここ、となっていると面倒になる。自分のものコーナーを与えて自分で管理する喜びを味わわせる)。
ファイルも、子供の手のサイズなども考えて子供の立場で操作しやすいものにすることがよいと思います。あまり細かく分類するよりも、書類系はとりあえずここに放り込んでおいたらなくさないという形のほうがお手紙の紛失など少なくなりいいと思います。毎日もしくは週末などに親がランドセルの中をチェックし、書類ファイルは空に近い形にしておくのがよいかと思います。
ペンのキャップは、可能であればクリック式のペンにして、キャップを紛失するというストレスが減らせるようにするのも一つの方法と思います。学校指定の品がある場合は難しいですが、できるだけ負担が少なく使える製品を選ぶのがよいと思います(クリック式のペンでも、ペン先をしまうのを忘れればインクが乾燥して使えなくなってはしまいますが)。
お道具箱の底に、「はさみ」「のり」「ペン」などの写真を貼っておき、何をどこに入れるかの住所を決めやすくするのも考えられます。
何かを口に入れたがる、口の刺激を求めるというのは、人間の本能としてそういう欲求があるので自然なことでもあります。大人がタバコを吸う、ガムをかむなども、口唇欲求を満たすということで大人でもあることです。自分の不安や焦りや暇さなどをまぎらわす方法の一つとして、害のないものを噛むだけなら、自分なりの対処法ということである程度黙認してもよい面もあります(危険なものを噛み切って飲み込んでしまう、他人を噛むなどは対策が必要ですし、ゴーグルを噛んでだめにしたら新しいものを買うのにお金がかかるんだよというようなことはおっしゃるべきと思います。また鉛筆を噛む、指をなめるなどは周囲の人にどう思われるか、不快感を与えることがあることは教えていき、自宅だけでやるようにしようなどは言っていいと思います。鉛筆噛み対策としては鉛筆が短くなった時に軸にはめるような金属製の器具をつけておくと噛むのは難しくなります)。成長とともに自然と軽くなることが多いと思います。私自身も爪を噛む、鉛筆を噛む、髪を抜くなど子供のころはやっており、今も自宅ではやることがありますが他人の前ではやらないなど分別はついていくと思います。
これなら嚙んでもいいというものを与える(するめ、干し芋、赤ちゃん用の歯固めなど)、もしくは手遊びできるものや感触のよいものを与える(スクイーズ、ぬいぐるみ、ハンドグリップ、ボール、フィジェットトイと呼ばれるようなものなど)、バランスボールやトランポリンなどでバランス感覚を刺激する、などもあるかと思います。