こんにちは、医師の山下真理子です。費用については、自費診療のものもあり、クリニックによって大きく違います。また、一部の不妊治療については、自治体から助成金が出る場合もあるので、自治体によっても違います。
精子がない、とのことですが、男性不妊の場合は、即物的に精子を増やしていくという治療はなく、投薬治療やサプリメント、生活習慣の是正によって、より質の良い精子をつくっていく必要があります。これによって質の良い精子ができるのには、個人差が大きくあるので、一概には言えません。どのようなサプリメントを使うかによっても違います。
また、不妊治療のステップアップのタイミングによっても期間と費用は異なります。タイミング療法であれば、定期的な受診のみなので一回あたり数千円ていどと、場合によっては投薬治療費になります。人工授精は、通常2~3万円ていどですが、別途検査費用がかかります。体外受精は、一回あたり50万程度がかかります。顕微授精や凍結卵子などを行う場合は、さらに費用がかかります。
一度通っているクリニックに費用については問い合わせることをおすすめします。
不妊治療の期間も、排卵がある限り、御自身が納得されるまで続けるという方もいますし、3年などの期限を決めてされる方もいます。もちろん、不妊治療を始めてすぐに妊娠されたという場合もあります。
こればっかりは、タイミングなので、絶対にこれくらいの期間で妊娠するという基準はありません。人によっても大きく違っていて、統計データもとりにくいです。
あまり参考にはならないかもしれませんが、予算と期間を御主人と決めてから、不妊治療を開始するかどうかを決められてもよいかもしれません。