はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●大前提として、昼寝(日中の睡眠全般)は、夜の睡眠よりも、トレーニングがかなり難しいことが多いです。どうしても暗い・静かな環境が用意しにくいことや、概日リズムのホルモンの関係(メラトニン)などが理由です。
今、夜は添い寝(でしょうか?)、日中もモーションスリーブ(抱っこ紐やベビーカー)で寝ることが多い中で、昼だけベビーベッドで一人で寝られるようになる…
というのは、正直かなり難しいと思ってください。
ただトライできる方法や対策をいくつかご紹介します。
●まずは、地道に、一人寝へのステップをふんでいくことです。ゆらゆら抱っこ・モーションスリーブ → ゆらゆらしない抱っこ → 寝ながらハグ→ 背中トントン → 声かけだけ(子どもの体には触れない)などと、各ステップ、数日〜1週間ずつぐらいかけて、じっくり段階をすすめていく形になります。
これは昼に一人で寝てもらいたいと思うなら、昼だけでなく、夜も実行したほうがうまく行く可能性が高いです。
が、夜なかせるのは近所迷惑的にやめたい場合や、またあまり一人寝にこだわって泣かせすぎて、トータルの睡眠時間が確保できないと本末転倒なので、
一日のうちでトライする時間や回数をある程度決めて、それでも寝なかったら、方法にはこだわらすにとにかく寝るのを優先させたほうが良いです。
●日中や起きているときに気をつけられることとしては、ベッドが怖くない場所だよ、と教えてあげるために、普通に起きているときでも、ベッドで遊ぶ時間を設けることです。
また本来は、安全の観点からはベッドには何もいれないのが原則ですが、お気に入りの小さなオモチャやタオルを寝るときに一緒にベッドにいれたり、握らせるのも効果的です。
●さらに、昼寝させるタイミングも大事です。脳や体が元気にムリなく活動できる時間を活動時間といいますが、8ヶ月では2.5時間くらいです。
つまり一度覚醒してから2.5時間くらいたつと、脳は疲れて睡眠が必要になりますので、この時間をねらって寝かしつけるのがポイントです。
この時間にうまく眠りに入れないと、疲れすぎてハイになってしまい、眠りの質や量がいまいちになってしまいます(疲れさせたほうがよく寝るだろう、はよくある誤解です)。
この活動時間を意識して過ごすことで、日中は2回にわけて計3〜3.5時間の睡眠、夜は計11時間の睡眠がとれると、8ヶ月としては理想です(もちろん個人差はありますが)。
●ここに書けるのは、睡眠の基礎のほんの一部です。
書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/
少しでもお力になれれば幸いです。