こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
毎日の子育てお疲れ様です。一生懸命な様子が読んでいてよくわかりました。
こういう一連の出来事のあとに頭痛が起こるのも辛いですね。
子どもの行動には必ず理由があります。
それがワガママに見えることであっても、その裏に大切なメッセージが隠れていることも多いものです。
今回はもちろんアイスが食べたかったのもあるだろうけど、大好きなお母さんに無理と言われたことが自分を否定されたと感じてしまったのかもしれないですね。
これは一つの仮説ですが
お子さんは、「お父さんが帰ってきたら食べても良いか聞いたら」の「聞いたら」が耳に残ったから「電話で今聞く」と言ったのに、「仕事中は無理」と言われて、その「無理」が「アイス食べるのは無理」と言われたようにとらえ、「アイス食べたい」とごねてしまった。。。のかもしれません。
今回のアイスの件については、上の中村様のお答えを参考にしていただくとして、今後同じようなことが起こりうるという前提で、お話しさせていただきます。
子供がごねて騒ぐ→諌めようとするが収まらない→辛くなり折れる、 のサイクルが割とあるというほしにくさん、
これは、子どもにとっては、「ごねて騒ぐと、いつかは折れて貰える」ということを学習したことになります。
そう思っている子どもにとっては、次にごねて騒いでみたけど折れて貰えなかった、ということがあればどうするでしょうか?「もっともっとひどくごねてみたらお母さんはきっと折れてくれるだろう、ごね方が足りないんだ」と思うのです。
ではどうすればいいのか?
「こんな時にわがままを言う」というパターンなど思い浮かびませんか?
そういう状況を作らないように事前準備できるところはしておくようにしましょう。
アイスをお父さんが楽しみにしているならお父さん用にはマジックで「パパ」と書き、お子さん用のアイスも同時に用意しておく。我が家では食べすぎを防ぐために製氷皿やアイスバーを作る小さな容器にジュースを入れて凍らせたものを時間を決めて(つまり食事のあととかお風呂のあととかに)食べさせていました。「ご飯ちゃんと食べて賢かったね」「お風呂で上手に体洗えてたね」など褒める言葉とともに食べると気持ちがいいと思います。
それでも、子育てはハプニングの連続ですから決めたことが決められたように進まないことも多いですよね。
そんな時には
お子さんが落ち着いているときに、「大事な話があるの。ママは〇ちゃんが大好きで、賢く育ってほしいと思っているの。そのために一つだけ約束をしてほしい。どうしてもやめてほしい時、ダメな時には、「だめです」と言うから、そう言われたら暴れても嫌だと言っても、相手にしないからね。でもそういわなくて済むように普段からいろんなお話ししようね、〇ちゃんの気持ちを教えてね」と話しておく。
この話をするタイミングは、いい事を褒めた後とかがいいかもしれません。
そして、1回か2回、ごねても相手にしないでください。これを「愛ある無視」「教育的無視」と言います。危なければ他の兄弟を連れて家を出てもいいかもしれません。ごねる相手がいなければ落ち着いてきます。
落ち着いた時、「偉かったね」「それでいいのよ」「我慢できたね」と褒めてください。
子供がごねて騒ぐ→その場を離れて教育的無視をする→相手がいないので収めるしかない→おさまったことを褒める、のサイクルに変えていくことができるといいですね。
だんだん親もわかってきますから、ごねそうだと予想出来た時に「〇ちゃん、近頃我慢できるようになってきたもんね。お兄ちゃんになったもんね。」と先手を打って行動を調整してあげると我慢できる子に育ちますよ。
少しでもお力になれれば幸いです。