よしこさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
お子様のいじめと不登校、ご心痛の事と思います。
いじめが不登校の原因のようですが、学校にそのことは伝えて、調査してもらったのでしょうか?
いじめが無くならない限り、安心して学校に行くことができないので、まずはそこからです。
今の時代、学校にはいじめ対応委員会が必ずありますので、担当の先生か教頭先生に連絡して、娘さんが休んでいる理由を話し、きちんと調査して解決してもらいましょう。
お友達からの励ましの手紙も嬉しいものです。絶対にいじめから守るから!というクラスメイトがいると、心強いですね。
それとは別に、いざとなったら学校なんか行かなくてもいい、とよしこさんが腹をくくり、ゲーム以外の趣味や日常的な活動を一緒に考えてください。
効果的なものに、料理があります。人間、食べることは生きることにつながりますので、一緒におやつを作ったり、ご飯の準備をしたりしましょう。それも難しいようなら、お箸を並べる、ふりかけを振る、なんてことからでもかまいません。要は、何か結果につながる行動をするといいでしょう。「ありがとう、助かったわ」の言葉とともに、自己有用感や自己肯定感を育ててくださいね。
土に触ることも心を和らげます。庭の片隅やプランターで野菜や果物を育てるのもいいですね。命のつながりを感じることができるし、収穫して食べることが生きる気力につながります。
学校に行かなくても、友達や兄弟と遊ぶことができるといいですね。
好きな習い事には行ける、というお子さんを知っていますが、家から外に出る活動もチャンスを逃さず取り組んでみてください。でも無理は禁物。できることから少しずつ、です。
小児うつ病であるならば、お医者様の診断と治療が必要ですが、今はお医者様が様子を見ましょうとおっしゃっているのですね。
うつ病は頑張らせないことが大事とよく言われますが、お医者様とよく相談し、よしこさんのイライラも、このままでいいのかという不安も、聞いてもらってください。よしこさんの方が参ってしまっては解決は遠のくばかりですから。
見たくないことは見ない、というのも大事です。よしこさんはよしこさんの楽しみを見つけ、娘さんが自殺の心配がないのであれば、留守番を頼んで一人で買い物など楽しんだり、カフェでホッと一息入れたりする時間も必要ですよ。
お子さんは優等生タイプだということですので、今までの自分と今の自分のギャップに苦しみ、何をするにも億劫になっているのではないでしょうか。
休むだけ休んだら、また動き出す。というのは本当です。今は心がとても疲れているので、ゆっくり休んで、動き出す時を待ちましょう。個人差がありますので、焦らず、でもタイミングを見逃さず、動き出す時を待ってください。優等生さんなので、勉強の方もすぐに取り戻すことができますから、あまり心配はしないでいましょう。
「日常のやるべきことがまったくできなくなり」とありますが、朝起きて、歯磨きをしたり顔を洗ったり、ご飯を食べたり、はできるのでしょうか。もし、そういう事ができないのであれば、やはり心療内科でその旨を伝えて、対処しましょう。宿題とか学校に行く用意とかができない、など学校に関係することができないのであれば今はしなくてもかまいません。その代りに、日々の生活リズムを大切にしましょう。今は朝寝ることで学校に行くことを回避していますが、「もう行かなくていいから、早寝早起きをきちんとしよう」と言ってみてください。朝起きて、3食きちんと食べ、無理のない程度の家事をする。まずはここから。
そうしている間に、学校の調査が進んで、いじめが解消されれば、きっと元気になって登校できる日が来ると思います。
少しでもお力になれれば幸いです。