やーさーさんこんにちは、ご相談ありがとうございます。
現在お子様は何歳でしょうか、確かに育てるのが大変なお子様ではあると思います。お一人で毎日お世話されているお母さんの疲れ、途切れることのない緊張感も大変なものだと思います。毎日これだけ頑張っておられても報われないと感じたら、気持ちの余裕もなくなり、かわいいと思う余裕も少なくなるでしょうが、それでも手放したくないとおっしゃるのは深い愛情があってのことだと思います。お母さんの愛は、お子様にも伝わっていると思います。
児童相談所が来ることを恐れておられるようですが、児童相談所は警察ではなく、虐待していないか見張っていて虐待があれば子供を連れ去り親を罰する・・・というようなことを目的としているわけではなくて、親の味方になり、親子が幸せに健康に過ごせるようにするために存在している機関です。こちらから児童相談所を利用されるということも考えられてはどうかと思います。まさしくこういう時のために児童相談所は存在しています。お近くの児童相談所に電話されてみてはいかがかと思います。担当者がついてくれるはずです。
こちらから相談し、状況を説明した実績があれば、たとえ近隣から虐待疑いの通報があっても、いきなり連れ去るなど強硬手段に出ることは考えにくくなります。検査が二年待ちということですが、発達についての検査や判定の一部は、児童相談所でも受けることができます。今つらいのに、2年待ちというのは、お子様の成長の速度を考えても待てる時間ではないと思います。例えばどこの小学校に行くかという段階になると、その相談のためにはしかるべき時期までに、評価を受ける必要があり、2年待ちなどとは言っていられないはずです。
「他所の子のオモチャで勝手に遊んだり、わざわざブランコに乗ってる子の目の前を通ったり、鉄棒をやってる子の目の前に居たり」という行動は、もしかすると我々よりも視野の狭い世界というか見え方が違う世界に住んでいて、他人が見えていないのではないかという印象を受けました。目玉の問題ということもありますが、目玉に問題がなく視力はよくても、目の動きがぎこちないとか、脳が意識を向けられていないということもあります。ものを見る、注意を払うといったようなビジョントレーニングなどを行うことも考えられるかもしれません。ビジョントレーニングの本は、書店に売っておりご自宅でできるような内容もあります。家庭の医学・育児・家庭教育などのコーナーや、発達に特徴のある子供を教育する教師用の本として教育コーナーなどにあることもあります。
これ以外にも、療育の方法などについて書かれた本は多数あります。
発達に特徴のある子供には、「きちんとしなさい」「早くしなさい」「支度しなさい」といった、我々ならそれでわかるような指示が、抽象的で分かりにくいことがあるとも言われています。
「きちんとしなさい」ではなく「ここでは走らず、ママと同じぐらい静かに歩く」とやって見せる。電車の中なら「次の駅までお口チャック、しゃべるときは音量1のこれぐらい(ささやき声で話してみせる)」など。
「早くしなさい」ではなく「時計の針がここに来るまでにする」「このタイマーが鳴るまでにこれをやる」などと言い、時計の絵を見せて、何時に何をするといった予定表を作る。
「保育園の支度しなさい」ではなく、「ハンカチ」「帽子」「水筒」「連絡帳」など準備物の絵を書いたマグネットをホワイトボードに貼り、「トイレ」「朝ごはん」「はみがき」「きがえ」などやることもマグネットにし、一つ出来たら裏返すなどして、具体的に何をどういう順番でするのか見せる。
公園などでのルールについては、具体的に何がダメで、何が良くて、その理由は何なのか、一つずつOK例とNG例のイラストを並べて見せるなどして説明する。我々が常識として知っているようなことも、具体的に何が良くて何が悪くて理由は何かを見せないと分からないことがあります。こういった訓練をソーシャルスキルトレーニングなどと呼ぶこともあります。カード式の教材なども売られています。
いきなりできないことをやらせようとするのではなく、今できることから一つずつ小さいステップで目標に向かえるようにするということが必要かもしれません。例えば長文を聞き取れないなら、やるべきことを複数ステップに分け、一つずつ、明快な文で指示し、一つできたら次、という風にする。これは保育士などの協力も必要になります。分からないことを一気に言われるとますます集中しにくくなり、自分に自信も持ちにくくなります。「早く給食を食べて、食器を片付けて、手を洗って、歯を磨いて、トイレに行って」というのではなく、今すべきことだけを言ってそれを繰り返すということです。
長くなりますが、私が思ったこととしては、
・ご自身から児童相談所に連絡されてどういう支援が受けられるかご相談されること
・市販されている発達障害や療育についての本を手に入れ、できる内容があれば行い、お子様が今できることから無理なくできることを増やしていけるような環境を作っていくこと
です。
子供の支援ばかりに目が行きますが、お母様も育児やお仕事で大変お疲れだと思いますので、保育園など周囲の手を借りて、何とか疲れを貯めずにやっていけるようになるとよいと思います。