はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタント
の立場からもコメントさせてください。
●起こして食べさせるべきか
そのときのお子様の健康状態にもよりますが、
発熱や嘔吐などなく、普段と変わりない活気であれば、
睡眠を優先しても一般的には命に関わることは考えづらいです。
むしろ、眠そうな状態でむりやり口に入れて、
そのまま寝てしまうほうが、誤嚥や窒息という意味では心配です。
体調が優れないときは、起きている時間に、
少しずつ・頻回に食事や飲み物をあげてください。
飲み物は、水や茶ばかりだと血糖や塩分も不足しやすいので、
お味噌汁やジュースなども加えてあげてください。
●睡眠について
2歳ちかいお子様だと、日中2時間・夜11時間、
合計で13時間の睡眠時間が目安です。
もちろん個人差はありますし、新しい場所にいった・かなり外で動いた、
などのときは、さらに睡眠時間が長く必要なときもあります。
どうしても昼寝が短くなってしまうときは、
せめて部屋は暗くして、音の出るおもちゃは使わないですごすことや、
また午後の活動をひかえめにすることで、夕方までのエネルギーロスを防ぎます。
また、よく「夕方は寝かせないで!」という人もいますが、
科学的な視点からは、夕寝が必要な場合もたくさんあります。
日中の活動がかなり刺激的だったとき、昼寝がとれなかったとき・・・
こうしたときに、むりやり起こしていると疲れが蓄積して、
食事がとれず寝入ってしまったり、逆にハイになって寝付きが悪くなる、
睡眠の質が悪くなることもあります。
もちろん夕方にあまりに寝すぎると、夜の就寝に響きます。
だいたい子供は45分~60分くらいの睡眠サイクルを繰り返しているので、
夕方早くに寝てしまった場合は、だいたい上記の時間を目安に、
お子さんがモゾモゾしだしたり、眠りが浅くなったかな、というサインで、
機嫌よく起こしてあげられればベストです。
それでも全く起きない!という場合は、最初に書いたとおり、
健康な状態なら、むりやり起こす必要はないです。
少しでもお力になれれば幸いです。