はじめまして、白井です。
小児科医、また、IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタント(アメリカ民間資格)
の取得者として、科学的根拠にもとづいた情報を以下にお伝えします。
・・・が、私も2歳・5ヶ月の2人育児中ですが、
睡眠については専門の知識があっても、実践するのは本当に難しいです。
お母さまの無理のない範囲から、少しずつ、
日常生活に取り入れてみてください。
●睡眠時間
4ヶ月だと、日中は4-5時間、夜は11時間、合計15時間ほどの睡眠時間が理想です。
もちろん個人差はありますが、基本的には、子どもに「ショートスリーパー」の概念はありません。
また「疲れすぎると、逆に寝付きがわるくなる」というのも子どもの特徴です。
一見、元気なように遊んでいるようにみえても、実は脳は疲れてハイになっているだけです。
夜の寝ぐずりがひどい、というのは、まさに日中の睡眠時間の不足、
そしてそれが夜に疲れがどっとでている証拠です。
4ヶ月だと、一度おきて1時間~1時間45分くらいたつと、睡眠が必要です。
この時間(活動時間といいます)を意識して、積極的に日中も寝かしつけることが、
夜の睡眠にも大事になってきます。
●睡眠環境
温度20℃前半・湿度50%前後、真っ暗・・・という基本的な環境以外には、
「最初に寝ついたときと、同じ環境をととのえてあげられるか」
がカギになります。
子どもは、短い睡眠サイクル(40~60分)を繰り返しますが、
一度睡眠が浅くなっても、また自分で寝つくように、
環境をととのえてサポートすることが大事です。
最初に寝つくときに抱っこ・オッパイなどだと、
一度ねむりが浅くなってまた寝つこうと思ったときに、
それがないと起きてしまう、というイメージです。
ベストは、寝つく前・まだ起きている状態でベッドへ入れて、
そのあとお子さんが自分で寝ついてくれることです。
そして、泣きにすぐ反応せずに、様子をみることです。
(寝つくまでに15~20分はかかるので、ギャン泣きしていない限りは、
その時間は手をださずに様子をみる、など。)
ただこれは、なかなかはじめはうまくいきません。
泣いて3分たったら声をかける、それで一度おさまったら次は5分・・・
などと時間を伸ばしていく方法や(cry it out)、
ゆらゆら抱っこ・バウンサー→ゆらゆらしない抱っこ→
背中トントン→声かけだけ・・・などと数日おきに、
あやしの方法を段階をふんでいく方法などがあります。
お母さん自身がどこまで、お子さんの泣き声を許容できるかや、
住宅環境などによっても、ベストな方法はかわってきます。
ただどんな方法をとるにしろ、こうしたトレーニングをするあまり、
睡眠時間があまりにけずられては、本末転倒です。
明らかに活動時間をすぎているのに、全然寝られず泣いている・・・
という場合は、もうどんな方法でも良いので寝かしつけて、
とにかく睡眠時間を確保することを優先したほうがいいです。
ちなみに、同じ環境を再現・保つという意味で、
ホワイトノイズは非常に有効なので、ぜひ続けてください。
あとグッズとして使えるのは、布団がはだけて起きちゃう・・・
という場合もあるので、スリーパーを使う、などで対策します。
●睡眠の影響
4ヶ月の段階だと、なかなかわかりにくいですが、
もう少し月齢がすすむと、集中して遊ぶ・学ぶ力がない、不機嫌がつづく、
夜泣きがひどい、などなど、子どもとはいえ睡眠不足は影響があります。
なお成長ホルモンについては、夜に寝ついてから最初の数時間に、
しっかりまとまって寝られるかどうか、がカギです。
睡眠時間がやや足りないだけだからといって、
それだけで発達に重大な影響を100%およぼすというものではないです
(発達はそれ以外にも様々な影響を受けるので)。
●ここに書けるのは睡眠の基礎知識のほんの一部ですし、お子さんによってもケースバイケース、しかも月齢ごとでどんどん状況が変化します。
書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/
私も睡眠コンサルタントとしてアドバイスをしていますので、お力になれることがありましたら、ご相談ください。
http://sayokoshirai.com/
https://note.mu/sayomama_0903
少しでもお力になれれば幸いです。