ももちゃんさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
ごめんなさい。パソコンの調子が今一つで、お答えを書く前にとんで行っちゃいました。
お一人でお子さんを育てているももちゃんさんは、それだけで立派です。子育てはいろいろな壁が立ちふさがりますが、それを乗り越えながら子供も親も成長していくのです。成長するのは子どもだけではないということですね。
さて、娘さんの感情の起伏が激しく、それについつい腹を立て、対応するのが難しいというお悩みなのですね。
特にあさは子どもの学校の始業時刻とともに、ご自分の仕事にも遅れるわけにはいかない現実が「はやくして!」という言葉になってしまうのでしょう。
私もフルタイムで働きながらワンオペ育児をしていたのでよくわかります。
でもね、「はやくして!」と言ったからと言って、はやくなったかと言えば、逆に大騒ぎになって良くない結果になってしまっているのですよね。
娘さんは学力があるという言葉通り、自分の思いを伝えることができています。「はやくしてって言わないで」「ぎゅっとして」など子供の立場からすれば当たり前の希望ですね。
頭はいいけれど、できると思っていることができなかったり、お母さんに叱られてしまったり、ちょっとしたことが気になって感情的になったり。それに対応するももちゃんさんも辛いけれど、一番つらくて困っているのはそんな自分を持てあましている娘さんです。騒ぎたくて騒いでいるのではありません。
子どもが騒いだ時に、同じように腹を立てて怒鳴り返したり、突き放したりするのは、今は力関係で親が勝っているので娘さんが泣いて終わり、となるでしょうが、この先「腹がたったら怒ればいいんだ」「お母さんが何か言っても、自分がされた通り無視すればいいんだ」ということを学習することになり、ますます手に負えなくなりますよ。
では、どうするのがいいのでしょう?
まず、お互いが感情的になっていない時に、「はやくして、って言わなくてもいいように知恵を出し合おうね」と提案し、二人でルールを作ります。
たぶん朝の忙しい時とか、夕方の家事をするときなどが、バトルが起こりそうな時間だと思いますので、毎日のルーティンを決めて、何度か一緒に練習をし、娘さんの「できる」がどこまでなのか自分でも理解できるようにするのもいいですね。
私は子どもが幼い頃、しなければならないことを一覧表にして、できたら消していくようにしていました。今ならホワイトボードなどに書いておくのもいいかもしれません。一つできたら消す、という行動が入ることで、気分転換にもなり達成感もあります。「はやくしなさい」ではなく、「今、何するんだった?」と聞くだけで動くことができるようになりましたよ。
でも、「まだできてない」とできていないことに気がとられがちになりますが「これはできたんだね」「●時までにできるかな?」「落ち着いてやってごらん」「そうそうその調子。スピードアップしてきたね」などという言葉がけに変えていくことで、お互いの関係性は驚くほど変わっていくはずです。
もちろん厳しさは必要です。でも厳しいのと怒ったり怒鳴ったりするのは違います。
また優しいのと甘やかすのとも違います。
本当の厳しさは優しさと同義だと思います。
娘さんが不適切な行動をしたときには、毅然とした態度で、短くわかるように正しい行動を教えてください。これを「叱る」と言います。「怒る」のは自分自身の感情に負けたことになります。子育てはもしかしたら、子どもとのバトルではなく、自分自身との闘いなのかもしれません。
お連れ合いが理解のある方のようにお見受けするので、少しでも家族一緒に過ごす時間が増えると、ももちゃんさんの気持ちも落ち着かれるかもしれませんね。
少しでもお力になれれば幸いです。