こんにちは。ご苦労されていると思います。すでにご存じの内容もあるかと思いますが掻かせていただきます。
やろうとしないことについて、どうしてやらないのか?難しいのか、間違えるのが怖いのか?やる気の問題なのか?といったことを考える必要があるかと思います。
文字というものが普通とは全く違って見えたり、読めるけど書けない、言葉で1たす2と言われたら分かるけど紙に1+2=と書かれたら分からない。1+2=は分かるけど、みかんが1個あってもう二個増えたら何個になるかという文章と式を結び付けられない。といったふうに、どうしてもわからないことはわからない、何らかの脳の問題と考えられるが詳細はわかっていない、といった学習障害と呼ばれるような状態があります。
色覚異常といって、色の見え方が人とは違う方がおられます。緑と赤がくすんで見えて同じような色に見えるため、緑の葉の中の赤い花が見つけられないといったこともあります。どうしてこんなにはっきり花があるのに分からないの?と思えますが、色を感じ取る細胞が生まれつき少ないことで、その方にはわかりにくいのです。なんでわからないのかと言われても、何とも表現できないと思います。一般の人にとっては、1たす2だろうが、1+2=だろうが、文章題だろうが、なんということがないように思えますが、世界が全く違って感じられているという脳の特性があるということもあるのかもしれません。
単純なことは何とかやっているけど、それ以上のことを要求されるといっぱいいっぱいなのかもしれません。
感想文などは、考えたことを自分で文章にし、それをルールにのっとって記載しなければならないということで、かなり高度な内容になると思います。まずは感想を口で言わせ、親がまとめ、ある程度の形式にのっとって書いていけばいいという風にしたほうがいいのかもしれません。「今日は○○という本を読みました。この本はこういう本です(5W1Hにのっとって紹介する)。この本を読んで僕は○○と思いました。特に面白かったのは○○というところです。分からなかったところは○○というところです。」などの穴埋めをさせるということでハードルを下げることができるかもしれません。
算数の文章題は、1年生の内容などからやり直し、1足す2ならキャンディなど具体的なものを操作させる。次の段階として、積み木など半具体的なものに置き換える。4個を2人に分けるなら実際にぬいぐるみと皿を用意して手を動かしてやってみる。といったことも考えられるかと思います。
あれもできないこれもできないということで、ご本人が自信を失っている可能性もあります。自分が十分できることをやって、褒められ、自信をつけていくことで、新しいことに挑戦してみようという意欲が出てくるのかもしれません。薬を服用されているとのこと、児童精神科の医師にかかっておられると思いますが、学習のことについてもご相談され(実際書いたものが分かるノートやプリントなどを持参されてもよいかと思います)、学校にも、支援が受けられる学級などで個別対応が得られないかもご相談されてみても良いかもしれません。
大型書店の特殊教育や特別支援教育の教師向けの本コーナーには、保護者の方にとっても役立つ情報があるかもしれません。読み書き計算などについてもじっくり指導できる指導書などもあります。