ほっこりさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
赤ちゃん返りをしている長女さんの爪噛みが気になっているご様子。
爪を噛む子供さんは案外い多いのですよ。
例えば寂しいとき、退屈なとき、叱られたとき、環境に慣れないときなど……子どもは精神的にストレスを感じたとき、安心感を得るために自分の爪を噛んでしまうのです。
ほっこりさんのお子さんも、下のお子さんが産まれて、今までの生活とは変わり、子どもなりにストレスを抱えていることと思います。
それを自分なりにバランスを取ろうとしている姿だと理解してくださいね。
ほっこりさんも、一緒に遊んだり大好きだよと伝えたり母親としてとてもよく頑張ってらっしゃいます。愛情不足が原因だという人もいますが、実際のところそうとは言い切れないのでいらぬ心配をなさいませんよう。
でもほっこりさんがおっしゃるように、深爪で痛い思いをしたり、黴菌が口から入ったり、爪の形が変形したり、大人になってからも癖として残ってしまったり、とあまりいい影響はありませんし、人に見られてもいい印象は持たれません。
できるだけ無理なく爪噛みはやめさせたいですね。
でも、叱ったり注意したりするだけで止まるものではありません。それは無意識のうちに噛み始めていることが多いからです。逆に自己評価が低くなったり隠れて噛んだりすることにもつながります。
まずは、どんな時に爪噛みが出ているのかを観察します。一日中のべつ幕なしに噛んでいるのではないでしょう。叱った後に現れる場合もあれば、眠たい時に現れる場合もあります。観察したら分析しましょう。何か特定のストレスがかかっているときに多いのか、暇な時に多いのかなど傾向がわかります。 爪噛みを引き起こしているストレスが分かれば、原因を取り除いたり、軽減するための方法が考えられるでしょう。
また、3歳8か月という事ですので、わかる範囲で説明してみましょう。指には目には見えないけれど汚れがついていて、爪を噛んでいると黴菌が体の中に入ってしまう、爪の形が変わることもある、などお話ししてみるといいですね。
そのうえで、爪噛みをしている所を見つけたら、そばに寄り添ってなでてあげながら、そっと指を口から離してみてください。その時には言葉で「ダメ」というのではなく、優しい笑みを浮かべていてくださいね。 優しく手を包み込んだり、指をなでたりすることで、無意識のうちに爪を噛んでいたことに、お子さんが自然と気付くことができます。
あまりにも気になるようなら、子どもの身体に害はない、しかし口に含むと苦みを発するマニキュアが市販されていますので、それを塗布するのもひとつの方法です。爪噛みの抑制にはなりますが、原因を取り除かないままでのマニキュア塗布は、また違うこだわりを誘発しかねません。
ほっこりさんが今なさっているお子さんへの愛情表現を続けながら、上記で書いた方法を試してみてください。
少しでもお力になれれば幸いです。