こんにちは。
言葉の発達には個人差が大きいですが、「耳が聞こえている」「理解力がある」ということが重要と言われています。耳が聞こえていて理解も良好の場合、待っていると言葉が出てくることが多いかと思いますが、1歳半で全く何も発語がない場合や、3歳で2語文がない場合には、何らかのサポートが必要な場合もあるかと思います。
言葉が遅い場合にまず考えるべきは、耳が聞こえているのかどうかということと(片耳が少し聞こえにくいというような場合は発見されにくいこともあります)、他人に興味を持っているかどうか、自分ではしゃべらないまでも大人の言うことをある程度理解しているかどうかということだと思います。これらがクリアできているなら、大人のほうから話しかける、言葉を与えていくということで、そのうちに自分から言葉が出てくるだろうと期待することもあると思います。
中耳炎を繰り返している、音に対する反応が鈍そうといった場合は、言葉が遅いということを申告され、耳鼻科でのご相談もご検討頂ければと思います。
私の一人目の子供も発達がすべて遅く、言葉も1才半だと出たか出てないかぐらいでした。1歳半健診で引っかかった子を集めた療育グループに参加していたこともありましたが、3歳過ぎから成長し、4歳の今はごく普通になんでも話しています。
言葉の発達を促す働きかけとして、「ママは今から大根を切って味噌汁を作るよ」などと自分の行動を実況中継したり、「○○ちゃんあくびした、眠いのかな?」などと子供の行動を実況中継したり、「ジュースと牛乳、どっちがいい?ジュースがいいのね」「白い犬がいるね」などと子供の注意の向いているものを言葉にするといったことがあるかと思います。絵本の読み聞かせもよいかと思います。子供の中にバケツがあり、バケツに言葉の貯金をしていって、あふれた時に言葉になる、というイメージですので、まずは何もしゃべらない子相手でも、こちらが話しかけて貯金をしてやる必要があると思います。バケツの大きさは個人差があるので、かなりたくさんしゃべりかけてやらないと発語しない子もいると思います。
2歳だと次は3歳児健診まで集団健診がなく、また今は新型コロナウイルスの関係で集団健診が中止されている場合もあり、発達について相談ができる小児科があるなら予約をされてみてもいいと思います。おそらく専門的な医療機関は予約をしても数か月から数年待ちということもあると思います。保健センターの発達相談、ことばの相談といった窓口もありますし、児童相談所で発達検査をしていることもあります。お住まいの地域でどの医療機関がよいのかという情報も保健センターが持っているかもしれません。