こんにちは。
上の子にだけ厳しくなってしまうのはよくあることだと思います。どんなに体罰や虐待を受けていても、子供はけなげなほど親が好きです。お子さんがそれなりの体格まで育っていて、いたずらできるほどの元気があるということであれば、そこまで育ててこられたのはお母さんの愛あればこそです。叱られてもまた翌日にやんちゃするようであれば、十分元気ですし、お母さんに対して萎縮しきっているということはないと思います。
まず頑張っておられるご自身を認めて褒めていただければと思います。お子さんのことは、まあ生きていればいいやぐらいに考え、ひとまずご自身のことを大切にして、やりたいこと、行きたいところを考えたり、楽しい気持ちになる時間を持っていただければと思います。
子供さんが胎児だった頃からの写真を見直してみて、ああ6年前はこんなちっちゃかった、何もできなかった、そこからよく育ててきたなあ、とやってみるのもいいかもしれません。今ここのことだけに意識を集中させないということです。
子供は勝手に育ちますので、自分が何かしなければ、こうしなくちゃということを思わなくても大丈夫です。親が全部教え導かなくても、いろんなことから学んでいきます。ダメな親の姿ですら、教科書になります。
やってしまったら、次の日でもいいので時間を作って、「お母さんはあなたが嫌いなわけではない。こう言う人になってほしいという思いが強くて、昨日のああいう場面でつい、強く言ってしまう。悪いと思っている。ごめんね、あなたも分かってるよね、ママはついこうやっちゃうの。」というようなことを率直にお話になればいいと思います。「もうやらない」などと思わなくていいです。またやっちゃうかもしれないけど、こういうことだから、ごめんね、でいいと思います。子供に対しても、(根本的に何が良くて何が悪いか全くわかっていないのでなければ)命の危険につながるような行為でなければ、もう二度とやるなよ、とは言わなくてもいいと思います。お互いに、またやっちゃうかもしれない、そのたびに反省して、またやっていこう、でいいと思います。
他人を叱るときには、相手が子供でも大人でもそうですが、その時の行為だけを指摘し、過去のことは持ち出さない。人格否定しない。ということになると思います。つまり例えばご自身が会社の上司に呼び出されたときにも「そんなことをする『お前は』ダメだ」と言われるのはつらいですが、「この点については改善してほしい」と言われるのはそれほど落ち込まないと思います。
歌川たいじという人が書いた、「母さんがどんなに僕を嫌いでも」という本があります。虐待されていた子供側からの視線で母を描いた本ですが、子供というのはここまで母を無条件に愛しているのだということを思い知らされます。また、ここまで母に痛めつけられても、たくましく生きていくことができるものなのだという強さも感じます。
私自身も年子がいますが、上が3歳ぐらいの時、私の体調不良もあいまって、上の子にひどいことをしてしまい、泣きながら児童相談所の189番という相談ダイヤルに電話し、担当者をつけてもらい、1年ほど電話で毎週愚痴を聞いてもらっていたことがありました。具体的に子供を少しでも預かってもらえるわけでもなく、おそらく育児経験もない若いスタッフがうんうんと話を聞いてくれるだけでしたが、不思議と楽になりました。こんなことを無料でやってくれるなんてすごいなーと思いました。誰も私を責めませんでしたし、そうしてやっているうちに、なんとなくやっていけるようになりました。