こんにちは。
命を懸けて妊娠出産して、大変な思いをして一日いちいち育てているのに、嫌いなどと言われて、本当につらいと思います。子供の本心から出たわけではない、気持ちが寄り添って可愛いときもあるけど、その時その場面はいたたまれなくて本当につらいと思います。
子供は保守的というか、今やっていることを中止して次の行動に移るのが不得意な面があります。次に何が行われるのかが予想がつかない、見通しが立たない面があります。
朝は朝で家から出ない、幼稚園に行かないと言ったりするわりに、幼稚園から帰るのも嫌と言ったりします。
また、おっしゃるとおり空腹・眠いなどで機嫌が悪くなってくる面もあると思います。もうお菓子で釣ってもいいから、自転車でこれを食べながら帰ろうというようなこともあるのかもしれません。
今やっていることを中断しようと促すだけではなく、次にこういうことをしようと誘うといったことも、私の子供についてですが有効な時がありました。公園から帰りたがらないときに、もうおしまいとか帰るよということではなく、あの家の犬を見に行こうとか、家にこういうおやつがあるから早く帰ろう、あのテレビを見るために帰ろうということで帰れることがありました。今この幼稚園での活動は中断されるが、帰ったら家でこういう流れで活動するといったことを、イラストなどを使って分かりやすく示したり(声で指示されたことを耳で聞くだけよりも、絵カードなどで視覚的に示されたほうが楽な場合があります)、大体毎日同じような流れで生活することで、習慣化できて安心して活動できる場合もあるかもしれません。
私自身も子供に殴る蹴る暴言ネグレクトのようなことが我慢できない時期があり、何度も189番(虐待相談ダイヤル、24時間対応、無料、匿名で相談可能、向こうから無理に名前などを聞かれることはありませんが、こちらから希望すれば、住んでいる地域の児童相談所と連携してくれます)に電話しかけては通話ボタンを押せなかったり、押してもダイヤル音が鳴ったら切ってしまったり、つながっても泣くだけで何も言えなかったり、しました。最後には本当にもう無理と思って夜中に泣きじゃくりながら電話し、児童相談所に連携してもらって担当者を付けてもらい、1年ほどついてもらって、相談に乗ってもらいました。引っ越したときも、引っ越し先の担当部署に引継ぎしてもらいました。本当に、このサービスが全部無料なの?税金払っててよかった、とありがたかったです。次にこの担当者さんから電話が来るまでは叩かないでいよう、叩かないでいられましたと報告して褒めてもらおうと思えました。
自分が医師という立場で、ケガをした子供の事例などについて、児童相談所と連携したこともありましたが、私が接した職員さんたちはみんなすごくいい方々でした。児童相談所の暴走とか、子供の泣き声が大きいだけで近所から通報されて虐待と決めつけてかかるような対応をされた、子供を連れ去られたといったことをおっしゃっている方もおられるようで、私自身も189番に実名や電話番号を言ったときは、もう私からこの子は連れ去られるかもしれない、私は親の資格がないと言われるかもしれないと思いましたが、もうそれでも仕方がない、連れ去られるならそれで仕方がない少し休ませてくれと思う状況だったので、仕方がなかった感じでした。ただ誰も、私に失格だとか、そういうことは言わず、ただただ優しかったです。むしろ私の住んでいるところは頼んでも一時保護などはいつもいっぱいのようでした。私が叩いてしまったと言ってるのに保護してくれないんだ・・・という思いすらありました。
お子さんの中には、発達段階の特性から、いろんなこだわりや、感覚の過敏さなどがあり、いわゆる育てにくいお子さんというのがおられます。他の子がすっとできることでも、どうしてもご本人なりの理由があって、スムーズにできなかったり、大変な苦労が伴ったりします。親御さんは、しつけがなっていないというような目を向けられたり、私のせいでこうなのか?という思いが起こり、つらい場合もあります。しかしお子さんの特性を知り、少しでも多くの人に関わってもらうことで、楽になることがあると思います。日常生活のよくある場面で、大変な苦労があり、お母さんの疲労が強く、追い詰められている状況であることを、児童相談所、幼稚園の担任・主任など、かかりつけの小児科、発達評価にくわしい医療機関などで共有する中で、お子さんの成長もあると思いますが、楽になってくることもあると思います。
189番について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dial_189.html