2019/5/14 17:10:33
妊婦の私に対する周囲のお言葉に疲弊しています。どう受けとめればいいかわかりません。
現在妊娠9ヶ月の妊婦です。私は子どもが好きでないのですが、夫婦で相談した末、妊活し産むことになりました。
あまり周囲には妊娠したことは告げていないのですが、親しい人、お医者様、お日頃世話になっている方々には伝えています。そうしたら何故か皆さん自分のお産がいかに大変であったかを語り始めるのです。分娩台で15時間苦しんだとか、お産のためにたくさん歩かされて辛かったとか、おっぱいが噛まれて痛かったとか。安産だった人もいかに安産であったかを長々と喋ります。採血の時に私が痛がると、お産はもっと痛いよと笑います。
私はどうすればいいのでしょうか?
皆さま「脅しておいてあげる」とおっしゃいます。つわりも長く体も重く苦しんでいる私に、これから今から痛みと苦しみの出産が待っている私を「脅す」理由がわかりません。そして出産を脅した口と同じ口で、「でも生まれてからの方が大変よ」と笑います。私は怯えてしまっています。産みたくありません。痛いのも苦しいのも嫌です。こんな経産婦さん達の意見をどう受け流したら良いのでしょうか。アドバイスいただけましたら幸いです。
専門家からの回答
イブキさん、こんにちは。
出産が近づいていて、いろいろと考えてしまいますよね。今までよく耐えてこられましたね。
妊娠すると交友関係も疎遠になるし、周囲からは脅され……自分を理解してくれる人は1人もいないんじゃないかと孤独感を感じていらっしゃるのではないかとお察しします。
私も1人目のときは、子どもを好きじゃないのに周囲の期待に応えるべく、キャリアを捨てて妊活しました。
体調は悪いし、好きなこともできない。出産で痛いのも苦しいのも嫌ですよね。
私の場合、職場や友人に妊娠・出産経験者が少なかったので、それほど話を聞く機会はありませんでした。
ただ、だからこその不安はありました。前情報がほとんどなかったので、困ったときの対処法は、自分で考えて→試す→失敗→考えて→試す→失敗の繰り返し……。
もっといろんな人の話を聞きたかったと思うこともありました。
きっと周囲の人の話しの中には、イブキさんが今後、出産や育児を経験する上で参考になる話も少なからずあると思います。
せっかくの情報源です。全てを否定的に捉えるのではなく、少しでもいいので周囲に心を開いてみませんか。
大変だった話、辛かった話をされたら、じゃあどうやって乗り越えたのか、まで聞いてみると、自分にとって意味のある話になるのかなと思います。
怖い、大変な印象が強いと、意外と楽だったなんてこともあるので、あまり悲観的に受け止めないことも大切です。
イブキさんはきっと人一倍真面目で、(妊娠のせいかもしれませんが)感受性が高いんでしょう。
自分は自分というスタンスで、感情が巻き込まれないように、ただの経験談として聞いてみるといいと思いますよ。
確かに妊娠出産育児は大変だけど、想像以上に小さな赤ちゃんとの出会いは、自分を大きく成長させてくれます。
辛いことに注目しがちですが、楽しみや幸せを見つけられるように意識してみると、今までにない発見があるかもしれません。
残り少ない妊婦生活、そして産後を笑顔で過ごせれますよう祈っています。
専門家からの回答
はじめまして西と申します。1歳と0歳を育てています。
ただでさえ悪阻があり身体的にも気持ち的にも不安な時に周囲からさらに色々言われてしまったのですね。
イブキさんのことを思ってよかれといった言葉もあれば、たんに自分の経験を思い出して語った人…様々なんでしょうね。
わたしが妊婦の時も、やはり聞いていないのにな…という話をする方はたくさんいました。これも脅しだと捉えられないといいのですが、お腹が大きくなり見た目で妊婦とわかってくると、見ず知らずの人にも声をかけられはじめます。
そして、子どもが生まれてからも世の中の人は口々に色々なことを話しかけてくれます。
もちろん嬉しい声かけにもたくさん出会います。辛い時に、励まされることもありました。でも、言われてモヤモヤすることもたくさんあります。正直、放っておいてよ、と思ったこともありました。
解決方法は、「聞き流すこと」です。
嫌なことを言われた時は、真剣に取り合わなくても大丈夫です。かかりつけのお医者様や助産師さん、信頼できる人の話には向き合って。それ以外は、流してしまいましょう。そして今の辛い気持ちも、話せる誰かに聞いてもらってください。一人で抱え込むと、より怖さや不安が増します。誰かに聞いてもらうことで、解決はしなくても、気持ちが軽くなることがありますよ。産前産後は、妊娠前よりも気持ちの浮き沈みが大きくなる人が多いです。特にブルーな気持ちにはなりやすいので、気分転換!リフレッシュを心がけて、どうぞご自愛くださいね。