2019/5/15 22:32:36
現在4歳、幼稚園年中になった娘がいます。夜オッパイでしか寝付かない…
現在4歳、幼稚園年中になった娘がいます。
夜オッパイでしか寝付かない娘でしたが、
一歳3カ月の時に断乳を決行。
成功!!しましたが、オッパイから『耳たぶを触って寝つく』に変更になりました…
最初のうちは、我慢できましたが、毎日毎日続くと結構辛いものがあり、期限が悪いと耳がちぎれますよ…と、言うくらいコネまわしたり、つねったり。
こちらも、イライラが募るばかり、本気で怒ったりした事も何度もあり…
色々な手段もためしました。
・怒る
・『痛いからやめようね』『触るのやめてほしいなー』と優しく声かけ
・手を繋いで楽しく歌ってみる
・同じ事をして嫌がる娘に『こしょばいしょ?お母さんも同じなの』と言い聞かせてみる
・耳を触ったら手をよける
などなど
何度もためしましたが 全く効きません。
いつまで続くのでしょう…
もうちょっとでやらなくなると、自分に言い聞かせもう、3年程です笑
小学生まで続くのでしょうか?
小学生になっても続くのでしょうか?
娘が「一人で寝る」と言うまで一緒には寝ようかと思っているのですが、それまでは続くと言う事なのでしょうか?
もう良い方法はないのでしょうか?
専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●結論からいうと、
・なぜ耳たぶを触ってほしくないか
・ほかに安心できる方法・行為がないか
・耳たぶを触らないで寝られたら、なにかご褒美
これらについて、お子さんをもっと巻き込んで、一緒に考えると良いと思います。
●なぜ触ってほしくないか。
「痛い・くすぐったいから、寝られない。だから絶対やめてほしい。」きっぱり、しっかり目を見て、かつ短い言葉で伝えます。
ただ怒ったりイライラしても、子どもとしては理由がわからない。余計に子どもが不安になって、耳たぶをさらに触りたくなるのは当然です。
こういう、他人の感情や、概念的なものを子どもがわかるには、かなり時間がかかります。1回、2回じゃ絶対に伝わりません。何回でも同じ言葉で、簡潔に伝えてください。
●ほかに安心できる行為。
寝付くときに、安心できる行為や儀式があることは大事です。
耳たぶではなく、お気に入りのぬいぐるみを持つようにする。寝る前に絵本を読むから、その時までは耳たぶ触ってok、絵本終わったら絶対に触らない。など。
耳たぶ以外に落ち着く行為を、お子さんと一緒にアイデアを出し合ってください。それを紙に書いて貼るなど、視覚化するのも効果的です。
●ご褒美
今のお子さんにとって、耳たぶを触らないで寝ることは、かなりチャレンジングです。もし達成できたら、本当にすごいことですから、必ずその凄さを伝えてあげます。
シールをあげるなど、ムリ無く続けられるご褒美は、効果的です。ご褒美の内容も一緒に考えると良いと思います。
耳たぶを触られているときだけでなく、むしろ、なんでもない日常生活の中で、しっかりお子さんとディスカッションする必要があります。
また、耳たぶを触るという行為にのみ注目していては「耳たぶを触っているとき、お母さんが注意を払ってくれる」という思考回路にも至りかねません。
日常生活のなかで、少しでもできたことに注目してあげる。大好きだよと伝えてあげる。こういうことも、実は効果を生みます。
少しでもお力になれれば幸いです。