2019/5/20 14:42:19
結婚2年、31歳の会社員で、主人も同い年です。結婚後半年から1年半…
結婚2年、31歳の会社員で、主人も同い年です。
結婚後半年から1年半以上、妊活していますが、なかなか子どもを授かりません。
病院にも通っていますが、私も主人も検査結果に異常はなく、むしろいい結果とのことです。現在はタイミング法をベースに、注射や服薬で治療をしています。
最近では仕事のストレスが原因で妊娠しないのかもと思うようになり、もともとPMSの症状が重く高温期に入ってからは情緒不安定になっていましたが、不妊歴が長くなるにつれてその症状もさらに重くなり、会社でもちょっとしたことでイラッとして大人気ない対応をしたり、仕事中に涙が止まらなくなってしまいます。
今月妊娠しなければ、退職しようと考えていますが、福利厚生や産休・育休、子育て中の時短勤務制度は充実しているので、もったいなく感じてしまい、なかなか踏み切れません。
また、住宅ローンもあり、貯蓄もしたいので、今の収入を手放すのが不安です。退職後はフリーランスとして働きたいと考え、いろいろと調べている最中ですが、成功する保証もなく、生活が不安です。
退職して妊活に専念すべきか、辛くても生活のため仕事を続けるべきか、アドバイスをいただけますでしょうか。
専門家からの回答
はじめまして、内科医の大塚です。
ご質問の内容ですが、妊活を1年半以上されていて、ストレスも多くPMSの症状も悪化しているなかで、仕事を続けるか、やめて妊活に専念されるか悩まれているということですね。
妊活は先が見えずに不安になったり、ストレスが溜まっていくことが多いですよね。実は私も1年半以上妊活していて、最終的に不妊治療を経て授かりました。その間、不安やストレスが大きくとてもつらかったのを今でも覚えています。
これは一つの意見として聞いていただければと思うのですが、もし可能であれば現在の仕事を続けたまま妊活をされてはどうかなと考えました。今でも妊活のことを考えてしまう時間は多いとは思うのですが、仕事をやめて妊活だけに集中すると、よりストレスが増すのではないかと想像しました。仕事であまりにストレスがあるようでしたら辞めてもいいと思うのですが、福利厚生やその他の制度も充実しているとのことですし、仕事をしていて誰かと話したり、外に出たりすることは意外に大切かもしれません。また、住宅ローンも含めて生活していくにはお金がかかりますし、経済的な不安は妊活をしていく上でさらにストレスになる可能性があります。フリーランスでお仕事をされるのもよいと思いますが、例えばそちらが軌道に乗るまでは現在のお仕事をやめなくてもよいのではないでしょうか。
月経前症候群(PMS)に関してですが、専門としている外来もありますのでインターネットで調べて受診するとよいかもしれません。漢方の内服だけでも、症状が軽くなる方がいます。
ストレスの緩和には、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠などが有効だといわれています。例えば、ご自宅の近くでヨガなどを経験できる施設や公園などはないでしょうか。健康なご夫婦でも、なかなか妊娠できないことは多いものです。なるべくストレスが減るといいなと願っています。
少しでも参考になれば嬉しいです。
また何かありましたら、気楽にご相談くださいね。