2019/5/26 14:14:52
8歳の娘のことで相談です。最近すごく嘘をつくようになりました。悪い…
8歳の娘のことで相談です。
最近すごく嘘をつくようになりました。悪いことをしてごまかすということは少し前からありましたが、そういう類ではない嘘が目立つようになりました。
例えば、「〇〇ちゃんがジャングルジムから落ちて怪我して病院に行った。お母さんが迎えに来てた。大丈夫かなあ?」と心配して言っていたので、その子のお母さんに連絡するとそんなことは起きていないと言われました。
他には「今日は先生が出張だったから代わりに〇〇先生が来たよ。楽しかった。」と言ったときも、先生に確認するも出張には行っておらずずっと一緒に授業したなどなど。
誰かに意地悪されたというような嘘ではなく、本当にしょうもない、嘘だとわからないような嘘です。
どうしてそんな嘘をつくのか、問いただしても、「嘘じゃない」の一点張りで最後には泣いています。
何かの病気ではないかとても心配です。
こういう種類の嘘は何なのでしょうか?
専門家からの回答
tbymdsさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
子どもさんの嘘の事でお悩みなのですね。
悪いことをしてごまかす嘘ではないし、すぐには気づかないのでtbymdsさんとしては余計に心配なのかもしれませんね。
お子さんと毎日よくお話しされていますか?
何気ない会話の中にたくさんの誉め言葉や承認欲求を満足させる言葉は含まれていますか?
母親の愛情を試す「試し行動」の一種かもしれません。
「私の話ちゃんと聞いてくれてるのかな?」「こうだったらいいのにな」との思いが小さな嘘につながっているのかもしれません。
また、ちょっとした嘘をつくことで「私こんなことも言えるんだよ」という小さな自己満足に浸っているとも考えられます。その裏には「気づいてほしい」「自分を見てほしい」という気持ちが潜んでいることも。
それならしっかりとお子さんと向き合って話をする時間を増やすことで、嘘をつかなくても聞いてもらえる心地よさを感じて安心できると思います。
「嘘じゃない」の一点張りで最後には泣き出す、という事であれば、もっと詳しくお話を聞いてみてください。ホントは知らない子だったけど、〇〇ちゃんが、と自分に身近なお友達の事を話したり、「今日」ではなく2,3日前だったけど、「今日」と言ったりすることで、お母さんの興味を引けると思ったのかもしれません。
全部が嘘ではなく、一部分だけ間違ったことを言っている場合、子どもは嘘だとは言いません。本当の事もたくさんあるからです。
それでも、やっぱりおかしなことが続くなら、スクールカウンセラーのの先生に相談してみましょう。
少しでもお力になれれば幸いです。