2019/6/15 13:13:55
9ヶ月の子供がいます。掴まり立ちも習得し、離乳食も3回食になりどん…
9ヶ月の子供がいます。掴まり立ちも習得し、離乳食も3回食になりどんどんたくましくなってきました。
どうにかしたいなと思っている事は、寝るときの癖です。生後半年くらいから悩んでいます。その頃添い乳をやめようと抱っこで寝かせるようになりました 。その時、やはり不安だったのかおっぱいを吸えない替わりに、私の頬を吸うようになりました。最初はそれでも添い乳を辞めたかったので、むしろ差し出すくらいだったのですが、最近は頬に加えて首筋や耳たぶなど舐める場所が増えてきてしまいました。抱っこ寝に慣れてきた時に、次はトントンしながら添い寝にしようと考えてこのタイミングでやめれるかなと思ったのですが、離れられません。頬の間にガーゼなどを挟んでも瞬く間に外してしまいます。
家では化粧を落として、外出ではなるべく無添加の化粧品でメイクしていますが気になります。可愛いのですが、今後保育園や幼稚園などもあるし、私以外も舐めるようになったら嫌だなと思ってどうにかしてあげたいです。
専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●お子さまにとって、寝るときに落ち着ける行為やものがある、というのは、質の良い睡眠にとって良い事です。
が、今のままではお母様もつらいので、お子さんが落ち着ける、別の行動やものを探してあげます。
●SIDSの観点からは、通常はベッドには何も置かないのが鉄則ですが、小さめのタオルやぬいぐるみなどを、寝付くときに持って落ち着くグッズとして使うのは悪くないです。
日頃日中から、なにかお気に入りのグッズを作っておくと良いです。
●何かを舐めないとやはり落ち着かなさそうという場合は…
無意識にやっているお子さんも多いのですが、生後3ヶ月くらいからの赤ちゃんは、寝付くときに自分の手を舐めて落ち着くという能力は備わっています。
もしお子さんもできそうなら、自分以外の何かを舐めるのではなくて、お子さん自身の手をなめながら寝付くようにするのは一つの手です。
(指シャブリも、歯並び的には4歳まではムリにやめなくても良いと言われています。)
なおオシャぶりも悪くはないのですが、生後半年を過ぎてくると、中耳炎のリスクもあるので、徐々にやめていくように勧められています。(米国小児科学会の推奨)
が、寝付くとき限定、と決めて使うなら悪くないです。
●ほかにも寝付きを良くするには、寝る前の決まった儀式があると良いです。お風呂→絵本2冊→一緒に電気を消す→抱っこ寝かしつけ…など、毎日流れがきまっていると、時計の読めない赤ちゃんにとっては安心です。
そのほか部屋の温度(意外と20度前半の寒目のほうが、赤ちゃんは寝付きが良いことが多いです)、湿度、光…など、基本的なところを見直すのも大事です。
また昼寝の質や量が不十分だと、寝付きの悪さにつながります(昼寝させないほうが、夜寝るだろう…はよくある誤解です)。
疲れすぎると、昼寝の質も悪くなります。生後9ヶ月なら、覚醒して2〜3時間くらいたつと、脳は疲れて昼寝が必要です(昼寝は一日トータルで約3時間半が目安)。
●ここに書けるのは、睡眠の基礎のほんの一部です。
書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/
少しでもお力になれれば幸いです。
とても丁寧にありがとうございます。早速出来そうな、お風呂→絵本→電気offの流れを実践してみようと思います。
指しゃぶりに移動するためには、舐めようとしてくる時に離して、手を渡して…ということを続ければいいのでしょうか?いつもものすごく泣くので、寝る時間が苦痛になってしまわないか心配です。