2019/6/24 09:10:03
幼稚園に通う4歳の男の子です。集団生活が始まるまでは、不器用ながら…
幼稚園に通う4歳の男の子です。
集団生活が始まるまでは、不器用ながらも本人はのんびりと何事も楽しんでいたように見えました。
それが幼稚園にいきだしてから、自分上手にできなかったということをとても気にするようになり、とくに苦手な事、新しい事を嫌がるようになってしまいました。
親としては、失敗しても構わないし、練習しないと上手にならないと思うのですが、例えば幼稚園でやりはじめた縄跳びなど、頑としてやろうとしません。
本人に上手くなりたいという気持ちはあるようですが、練習でも失敗するのが嫌なようです。
このような時、どんな声掛けをすればよいでしょうか。
専門家からの回答
麻葉さん、こんにちは。中山と申します。
毎日の子育て、お疲れさまです。
さて、お子さんが幼稚園に行きだしてから、上手にできないことを気にするようになってしまったのですね。
一人だった時と違い、周りと比べたりする場面が、どうしても出てきてしまうからかもしれませんね。
苦手なことや、難しいことは誰でもあります。比べてしまえば、上や下があって、上手や下手という言葉が出てきます。
ですからお家では、「上手」という言葉をなるべく使わないようにしてみましょう。
「上手にできる」ことを目標にすると、それ以外は失敗になってしまいます。そうすると、ハードルが高いですよね。
まずは、今できていることを認めてあげてください。小さなことでいいので、お子さんの良いところを見つけて、伝えてあげてください。
例えば縄跳びだったら、「ジャンプの足が揃っててきれいだね」「姿勢が良いね」「縄が昨日よりも大きく回せてるね」と、できていることを探して言葉をかけてあげましょう。
失敗や成功という言葉にこだわらなくて良いんです。できているところを探してあげるだけです。
たとえ1回しか飛べなくても、それを成功とするのか失敗とするのかは、声のかけ方次第ですからね。
良いところを探して認めてあげて、昨日よりも成長したところを喜び合っていけば、やる気や自信につながっていくと思います。
楽しく、できた!という気持ちをたくさん作ってあげながら、いろんなことに取り組んでいってみてくださいね。