2019/7/24 20:33:36
生後8ヶ月の息子の、夜の寝かしつけについて相談したいです。
生後8ヶ月の息子の、夜の寝かしつけについてご相談です。
生後3ヶ月~7ヶ月の間は、ウトウトしてきたら布団に置き、自力でスッと寝てくれていました。
最近は、どんなに眠そうにしていても、布団に置いた瞬間動きだし、壁をカリカリしたり、周りのものにつかまり立ちしたり、寝るまでに30分~1時間かかるようになってしまいました。
あまりにも寝ないので、抱っこ紐で寝かしつけてから布団に置いていますが、出来れば今まで通り抱っこをせずに寝かせたいです。
もう一度ネントレをすべきでしょうか···
目を擦ったり、あくびをしたり、眠いサインを出しているのに、いざ寝る体勢になると遊び出してしまうのは何故なのでしょうか?
寝室=寝るところと思わせるにはどうすればよいでしょうか?
ちなみに、抱っこ紐に入れると5分程で寝るので、眠いことは眠いと思います。
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専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●そもそも、お子さんが発達すると、睡眠については退向する(寝かしつけに苦労する、寝づらくなるなど)。これはある種の原則のようなもので、お子さんのようなケースは非常に多いです。
発達してできることが多くなると、日中の刺激も多くなり、夜にそれを思い出して寝づらくなったり、怖くなったりすることが一つの要因です。
これから1歳、2歳…と年齢をかさねても、日々お子さんが成長している限り、このようなことはこれから何回も起こりえます。集団生活がはじまると、もっと頻度も増えるでしょう。
また、一般的に寝付くまでの時間は、20分くらいならかかっても仕方ないと言われています。
●目を擦ったり、あくびをしたり…実は、これは寝かしつけにはもう遅すぎるサインです。この頃には、お子さんは心身ともに疲れすぎています。
子どもは、疲れすぎると逆に寝付きが悪くなります。
つまり、寝かしつけをもう少し早くから行う必要があります。
なんとなくぼーっとしている、声かけやオモチャへの反応がうすい、奇声をあげはじめる…など、お子さん特有の、眠くなる限界一歩手前のサイン、に気づいて、その時点で寝かしつけを始めなければいけません。
●昼寝も、夜の寝かしつけについても、これ以外のタイミングの目安となるのは、「活動時間」というものです。
これはお子さんが脳も体も無理なく活動できる時間です。
生後8ヶ月だと2-3時間が限度です。つまり、一度起きてからこれくらいの時間が経つと、睡眠が必要です(一見元気に遊んでるように見えても、実は疲れすぎてハイになっているだけ、ということはよくあります)
この活動時間を日中も意識して過ごすことで、夜11時間、昼3時間の睡眠時間が目安です。
夕方〜寝るまでの時間が長くて、活動時間をこえていたり、十分な昼寝時間が確保できていない場合も、寝付きの悪さにつながります。
●また毎日、寝る前の安心する儀式を作ってあげると、時計がまだ読めないお子さんは安心して眠れます。
絵本3冊読む、10秒ハグする。毎日つづけられる15分程度のもので、なんでもいいです。
●ここに書けるのは睡眠の基礎知識のほんの一部ですし、お子さんによってもケースバイケース、しかも月齢ごとでどんどん状況が変化します。
書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/
私も睡眠コンサルタントとしてアドバイスをしていますので、お力になれることがありましたら、ご相談ください。
http://sayokoshirai.com/
https://note.mu/sayomama_0903
少しでもお力になれれば幸いです。