最近、小学4年生の息子に恐怖を感じてしまいます。
現在小学校4年生の息子が1人います。
最近、息子に恐怖を感じてしまいます。
私は元々病的なぐらい虫が苦手で、日常生活に支障が出たため以前から心療内科に通院しています。
息子は小さなころからずっと虫が大好きだったので、虫が関係する遊び等は夫にお願いしていました。
1年程前から、息子があえて私に虫を近づけたり無理矢理触らせたりといういたずらをよくする様になりました。
そうなると私はパニックになってしまうので、落ち着いてからその都度夫が言い聞かせてくれていましたが、私がパニックになること自体が面白い様で、やめてくれません。
先日、息子が外で捕まえてきたらしいたくさんのセミやゴキブリ等の色々な虫を、私に向かって投げつけ、家の中に放しました。
私はショックで呼吸困難になり、意識を失ってしまいました。
夫が家にいたので救急車を呼んでくれた様で無事だったのですが、ショックと恐怖で家に帰れず、それから姉の家に泊まっています。
夫と、連絡を受けて来てくれた義父が、相当きつく息子に言い聞かせてくれた様なのですが、まったく聞く耳を持ちません。
学校の作文で、「お母さんが虫が嫌いでうっとうしい、はやく死んでほしい」と書いたそうです。
もうどうしていいかわかりません。
私が倒れた時も、息子は楽しそうに笑っていました。
夫には手出しはしませんが、義父のことは野球のバットで叩いたそうです。
息子のことが怖いです。
心療内科やカウンセリングに息子を連れていくことを考えているのですが、暴れて逃げてしまい難しいです。
これから一緒に暮らしていくにはどうすれば良いのでしょうか。
専門家からの回答
杏子さん、こんにちは。
ショックで倒れてしまったとのこと、大変でしたね。
息子さんから数々のショッキングな行動で、杏子さんが恐怖感に襲われるのも無理はありません。
それでもなんとか一緒に暮らしたいというお気持ちは、とても心に響きました。
以下に続く文章は、杏子さんにとってツラく感じる部分があると思います。また、かなり努力が必要な解決策です。
長くなりますが、目を通していただき何か感じることがあれば幸いです。
息子さんですが一人っ子のように見受けられます。そして虫が大好きで、虫遊びの際にはお父さんと一緒に遊ばれていたんですね。
そして杏子さんは極度の虫嫌い。
お友達と虫のことで遊ぶこともあるかと思います。家族で虫取りに行く、虫を飼っている。小学生にも慣ればそんな話を聞くこともあるでしょう。
想像してみてください。
自分の大好きなお母さんが、自分の大好きなもの(今回のケースでは虫ですが)をとても嫌うんです。それだけでも結構子供には辛いかもしれません。
一緒に遊びたいのに、いつもいないんです。
お父さんは遊んでくれるくれるけど、お母さんとは自分の喜びや楽しみを一緒に分かち合えない。
大好きなお母さんと大好きな虫が相容れない状況が重なって、そのうち「お母さんはどうして“僕が好きな虫”が嫌いなんだろう。」から“虫が好きな僕”を受け入れてもらえないと感じ「お母さんは僕が嫌いなんだ」と思い込んでしまってきたのかもしれません。
最初はちょっとしたイタズラや、もしかしたら(大丈夫かなと期待にも似た)試してみたかっただけだったのかもしれません。
お母さんの動揺した姿を面白がるのも、本当は満たされない自分の気持ちをお母さんにぶつけているのかも……。
杏子さんのように極度の抵抗感がある場合にはとても難しい、辛い状況なのは分かります。
ですが、息子さんも今までたくさん我慢して歩み寄ってくれていたのでは?
息子さんの虫遊びの話を興味深く聞いていましたか?
息子さんに我慢してもらって「ありがとう」と伝えていましたか?
杏子さん自身も息子さんの気持ちにもう少しだけ歩み寄っていただけませんか。
虫のイラストや写真、オモチャ。
ちょっとずつ見れるように努力していただけませんか。
その努力の意味を息子さんは必ず理解してくれるはずです。
「僕のためにお母さんが頑張ってくれている」と気付いてくれれば、「自分を受け入れようとしてくれている」と。
長々と失礼いたしました。
杏子さんの気持ちを考えると辛いことをお伝えしていると思います。
実行する必要はありません。
何か解決の糸口になればいいと思っております。
杏子さんのご家族が、再び楽しく一緒に暮らせるよう心から祈っております。