2019/8/4 05:37:18
ミルクや母乳をやたら飲むのですが、あげすぎはよくないですか?
もうすぐ生後1ヶ月になる娘がいます。
初めての子供なので子育てについて教えて下さい!
最近暑いのか、やたらミルクや母乳を欲しがります。
あげないとグズるし、かといってあげすぎてもダメだしどうしたらいいでしょうか?
おまけに夜になると、目が冴えるのか全然寝てくれません。
だっこしないと寝てくれなくて、下ろしたら起きてしまいます。
お陰で寝不足の毎日です。
家事もあるので、ずっとだっこしてるわけにもいかないし…
どうしたらいいでしょうか??
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専門家からの回答
mikanさん。初めまして、あかりです。初めての育児お疲れ様です。生後1ヶ月となると、出産間もない母体に、まだまだ睡眠ペースが全くわからないような乳児の育児で疲れてしまう日々ですよね。
お子さまはまだこの世に誕生したばかりで、生活環境や睡眠サイクル、母乳やミルクの飲むことを知ったばかりと思ってあげるとわかりやすいでしょうか。お子さまの気質などにもよると思いますが、生きるための方法をまだまだ手繰り状態。これからしばらくはまちまちですよ。
そして、それに付き合う母親の体力、気力が必要です。お子さまに寄り添うように知ったり、一緒に感じてあげると良いと思います。「いまお腹がすいたのね~」「まだ眠たくないの?」時には「お母さんは眠いよー」などと声をかけながら、ゆっくりと母子の愛着関係を築いていただければとおもいます。
もしかしたら、そういったことがなければ赤ちゃんとの関係は築けないかもしれませんよ(笑)。
ですので、はっきり申し上げると、家事ができないのも、自分の睡眠がとれないのも、当然ですよね。それが赤ちゃんなのです。母親って、すごーく、すごーく、大変なのです。育児の合間で家事をする感じです。しかし、その日々の積み重ねが知らず知らずのうちにご自身の強い力となり、お子さまの成長や睡眠サイクルが出来たことの喜びは大きいものです。
家事をおろそかに、簡単に終わらせ、今は、それで十分。OK!よくやった!と思うのも、育児の知恵だとおもいます。
赤ちゃんをコントロールするよりも、その時その時で赤ちゃんの行動に付き合い呼応しながら、お子さまのペースをもとに専門的な睡眠サイクルを参考にされると良いかもしれません。
辛い気持ち、どうにかしたいお気持ち、とてもわかりますが、ちゃんと眠れる日が来ますから、いまは踏ん張り所ですよ。
また一つ、経験からオススメしたいのは、朝起床時間に朝日を浴びて起きると、後々起床時間に困らずお子さまの活動のスタートがきれ、起床、就寝までのスタイルが築きやすくなると思いますので、少し意識されると良いと思います。
mikan さんもお子さまと同じように少しずつ親子の日々を重ねてくださいね。応援しています。
専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●母乳やミルクについて
ミルクは胃や腎臓への負担を考えると、目安で3時間ほど、量もミルク缶の記載をこえない範囲で上げるという制限がありますが、
母乳については制限はありません。欲しがるときに、欲しがるだけあげてください。
特に生後間もない時期は、授乳の間隔が一定じゃないことのほうが、普通です。
母乳の出がよすぎたり、ミルクのあげすぎでも、逆に泣くことはあります(過飲症候群)。この場合は、お腹がはりすぎていないか、ずっと不機嫌になっていないか、に注意してあげてください。母乳が出ているかどうか判断に迷う場合などは、助産院などで相談するのも手です。
●「お腹がすいた」以外の泣き
1ヶ月にちかづいてくると、お腹がすいた、以外にも泣いたり、起きたりするようになります。
もちろんまずは授乳、それで落ち着けばokですが、
授乳を嫌がる場合や、しっかり飲ませたあとなのに泣く場合は、「お腹がすいた」以外の泣きの原因を探します。
多いのは、ゲップや、眠りに関するグズり、などです。
●睡眠について
まだママからでてきて1ヶ月、抱っこでしか寝ない、のは普通です。医学的にも、神経発達の面から、生後2ヶ月が泣きのピークであり、これからもっと泣く・寝ないの悩みは出うると思っておいたほうが良いです。
色々な本がありますが、医学的な観点からすると、生後4〜6ヶ月未満の赤ちゃんに、大人のような時間で区切る1日のスケジュールや、ねんとれ、のようなものは推奨されません。
ただし、活動時間を意識した過ごし方はできます。
活動時間とは、赤ちゃんが脳も体もムリ無くすごせる時間です。生後1ヶ月前後だと、まだ40分くらいです。
つまり、一度おきてから40分たつと、睡眠が必要です。
赤ちゃんは疲れすぎると寝付きが逆にわるくなります。
活動時間を大幅に超えて、起きてしまっていると、そのときは一見ごきげんに見えても、あとからすごいグズったり、全く寝てくれなかったり、ということになります。
朝おきる時間をだいたい毎日同じにする、午前中のうちに日光をあびる…などの一般的な対策のほかに、
この活動時間を意識して、日中も積極的にねかしつけることが、夜の睡眠にもつながります。
●ここに書けるのは睡眠の基礎知識のほんの一部ですし、お子さんによってもケースバイケース、しかも月齢ごとでどんどん状況が変化します。
書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/
私も睡眠コンサルタントとしてアドバイスをしていますので、お力になれることがありましたら、ご相談ください。
http://sayokoshirai.com/
https://note.mu/sayomama_0903
少しでもお力になれれば幸いです。