2019/8/21 19:47:01
夫が「市民税は前年度分の所得だから自分(妻)で払うべきだ」と言います。
ご意見聞かせて頂きたい内容は、兼業主婦が専業主婦になった場合、市民税の支払いについて自身で払うべきか?家庭の生活費から支払いうべきか?についてです。
我が家は結婚してから、それぞれ決まった額の生活費を支払い、残りはお小遣いという生活をしてきました。
そんな中、不妊治療に専念するため、専業主婦になりました。
主人は仕事を辞めることを快く思っていなかったので、退職してからは失業保険から市民税の支払いは自身でしてきました。(もちろん、不妊治療で授かる確証はなかったので、働くことを視野に入れ、求職活動はしています。)
そして、失業保険がなくなるタイミングで授かることができました。
内定が決まっていた会社は断り、妊娠中のため働くことは出来ません。
財布別から小遣い制になったものの、主人としては、市民税は前年分の所得だから自身で払うべきだと言います。
兼業主婦から専業主婦になられた方や、身近な方にそのような方がいれば、ご意見お願い致します。
1
専門家からの回答
ベンゾーです。
労働問題の専門家として、少し畑違いですが意見を書かせていただきます。
旦那さんは勤務先から「扶養手当」や「家族手当」を支給されておりませんか?
あるいは年末調整でご相談者様を扶養に入れて、配偶者控除を受けていないでしょうか?
これらの手当や控除は、「扶養をする人がいるから何かと大変だよね」という考えの下で受けられているものです。
それなのに「市民税は自分で払え」というのは、少し都合の良い主張に思えます。
確かに旦那さんのおっしゃる「市民税は前年の所得を~」は理屈が通っていますね。だた、その理屈を通すのであれば、扶養をすることで受けられている恩恵(手当や配偶者控除)はご相談者様に還元するのが筋かと思いました。
以上です。よろしくお願いします。
専門家からの回答
こんにちは。市民税の支払いについて旦那さんと意見の相違があるとのことですが、今は専業主婦でも、兼業中には生活費を入れていたわけですから、生活費、貯金のほうから出せばよいのではないかと思いますが旦那さんは納得できていないのですね。
今はお小遣い制ということですが、お小遣いから市民税を払っても問題なくちょっとした贅沢や買い物ができるなら、どちらから払ってもいいのかと思いますが。
絶対に払わなければならない税金を、今相談者様が妊娠中で仕事ができない状況にあるのにお小遣いからというのは少し違和感を覚えます。
例えば、今後もし旦那さんがケガや入院で働けなくなっても、じゃあ税金は自分のお小遣いから、ということで納得するんでしょうか。
妊娠はケガや入院とは違いますが、理由があって働けないというところは一緒ですよね。
そういった例を出して、もう一度話し合ってはいかがでしょうか。
額にもよりますが、経済的DVという言葉もありますので、相談者様のストレスがないように事が運ぶことを願います。
お体大事になさってください。
ご参考までに。
勇気の出るお言葉、有難うございます。
だいぶお礼が遅くなってしまい、申し訳ございません。
言い訳になってしまいますが、つわりの影響で倦怠感や吐き気などで思考回路がストップし、何をするにもやる気が起きませんでした。
きちんとお礼を伝えたかったので、日が経過してしまいました。
頂いたアドバイスを参考に主人と話をし、市民税・年金等もろもろ主人の収入で支払うかたちで収まりました。
説明不足で申し訳なかったのですが、私自身は現在お小遣いという枠で貰ってはいないので、実質支払いは無理ですし、主人も納得せざるを得なかったようです。会社から振込まれる銀行口座を夫婦の共有財産・生活費とし、家族カードですが、キャッシュカードも作ってもらいました。
家族の長であり、状況が変わった今、支えていく立場は当然で、こちらがこんなに引け目を感じるのもおかしいとも思いますが、長らく財布別の生活を送ってきて、急に「これからは考えをこう変えて欲しい」というのも無理があるので、話し合いをしながら徐々に意識が変わってくれればいいなと思っています。
実際、大きくなってきたお腹を目の当たりにし、現実を理解してきたのか少し変わってきたような気もします。話をする際、まず1度は否定するので少々疲れますが…
生まれてくる子供のため、将来のためにも今からコツコツ頑張っていきます。
有難うございました。
専門家からの回答
こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
待望の赤ちゃんが授かったとのこと、おめでとうございます。
これからもご夫婦お二人で力を合わせて妊娠期を乗り切り、子育てにマイ産されることをお祈りいたします。
結婚生活の家計はそれぞれの家庭によって価値観が違うため、例は挙げることができても、それぞれのご家庭で話し合って決めるべきことだと思います。
お連れ合いは、事前にわかっているのだから、その分のお金くらいは残しておくべきだとお考えで、花子さんは給料を得ていたり、失業保険があったときに自分で支払いをするのはともかく、今専業主婦で収入がないにもかかわらず、自分で市民税を払うというのはちょっと…と思われたのではないでしょうか。
どちらの考え方も理にかなっていて、それは夫婦で話し合ってどうするかを決めることになると思いますが、お連れ合いにしてみれば、財布別から小遣い制になったことに対する不満もあり(確実に使えるお金は減っていますよね)、自分もやりくりしているのだから、花子さんにも負担してほしいと思っているのかもしれません。
やはり、お金に対するそれぞれの考え方を落ち着いてお話しされた方がいいと思います。これからの結婚生活を考えると、お子さんができた今がそのチャンスかと思われます。将来家や車を買ったりするときにも、お互いのお金に対する価値観の違いが出てきます。お互いの考え方を知ったうえで、どうするのが自分たちの家庭にとってふさわしいのかを見つけていってください。
少しでもお力になれれば幸いです。
アドバイス有難うございます。
お礼のお返事がだいぶ遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。
言い訳になってしまいますが、つわりが始まって何をするにもやる気が起きず、メンタルまで弱っていました。
きちんとお礼がしたかったので、日が経過してしまいました。
その後、主人と話をして、主人の収入を生活費・夫婦の共有財産とし、市民税や年金等をそちらから支払うかたちで納得してもらいました。
春野
今、振り返ってみると
大変失礼致しました。
先生のお名前を再確認しようと思って、誤送信してしまいました。
続きです↓
春野先生がおしゃっていた通りだと思います。人によってお金に対する価値観は違い、家庭によって家計のやり方は異なるので、話し合いが必要なんですね。
今振り返ってみると、やはり感情的になっていて、自分の気持ちを押し付けようとしていたのだと思います。主人の話は理にかなっていて正論を言っていることも分かっている。とはいえ、現状を回避しなければならない狭間で悩みました。
今回、妊娠を機に話し合えたことで、自分自身の改善点も見つかりましたし、家族の将来について一歩前進できたような気もします。
子供のため、将来の家族のために少しづつコツコツとやっていきたいと思います。
有難うございました。