2020/1/7 14:10:15
母親が虫歯治療で麻酔を使うと、母乳や赤ちゃんに悪影響はありますか?
今息子は5ヶ月で、そろそろ離乳食を始めようとしています。
私が妊娠中に妊婦歯科検診を受けて、虫歯が数か所見つかりました。
しかし麻酔等の事を考えて、出産後落ち着いてからにしようという事になり、その時は治療をしませんでした。
それが最近、歯が染みる気がして、この前、再び歯医者に行き、これから治療をする事になりました。
治療してくれる先生にも、今授乳中という事を伝え、授乳方法も聞き、治療したその日だけ、粉ミルクであたえ、授乳しても大丈夫なぐらい時間があけば、また母乳であげようと思っています。
(授乳出来ない間は、母乳の出を維持する為にも、自分で揉んで搾りだそうと思っています)
そう決めたものの、未だに治療する事に悩んでいます。
この方法で本当に、全く子供に影響は出ないのか。
そもそも治療後、どのぐらい時間をあければ母乳であげてもいいのか。
その事を考え始めたら、今のタイミングで治療しようとしている事自体が、子供に悪い事をしている様な気もしてきました。
私は卒乳するまで、治療するのを待った方がいいのでしょうか。
(幸い、終始ずっと歯が痛い訳でもなく、ただ時たま染みる程度です)
それとも、今治療しても大丈夫なのでしょうか?
専門家からの回答
こんにちは。私も同意見でして、ぜひ虫歯の治療は受けることをお勧めします。
もし、歯の神経まで虫歯が進行してしまい神経を抜くことになったり、炎症を殺菌洗浄するような根冠治療を行うことになると、2週間ごと、4、5回というように、長く通うことになる可能性があり、今後離乳食が始まって2回食、3回食となるとどんどん通院の時間も限られてしまうと思います。また、痛みがひどくなっても今は痛み止めの常用をするのが難しいと思いますので、痛みの少ない今のうちに治療しておくのがベストです。
また、実に確率は少ないですが、虫歯などが原因で起こりうる感染性心内膜炎というものもあります。ただの虫歯を放置して、入院、手術まで必要になる人もいらっしゃるんです。
ちょっとした虫歯と捉えるのではなく、ご自分の健康を一番に考えて治療しましょう。それが、ひいてはお子さんのため、ご家族のためになりますよ。
母乳についてですが、もし、搾乳や母乳量の減少が不安であれば、産院で乳房マッサージを受けるなども検討されてはいかがでしょうか。
ご参考にしていただけると幸いです。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
虫歯の治療を行っても授乳中のお子さんに影響がないか心配されているのですね。
私は医師ではないため、はっきりとしたことは申し上げられないのですが、医師や薬剤師に相談して、指導の通り授乳をすれば問題ないと思います。
一般的に薬の影響は服薬から2~3時間後と言われています。
そのため、服薬直前に授乳する、お昼寝や就寝前に授乳する等、授乳した直後に服薬すると母子ともに負担が少ないかなと感じます。
また、医師や薬剤師に治療後、または服薬後〇時間空けてくださいと言われた場合には、その間お子さんにはミルクで対応し、柚望さんは定期的に搾乳をすると乳腺炎や母乳量の減少等は避けられると思いますよ。
虫歯の治療はとても大切なことですので是非された方が良いと思います。
今は染みる程度でも、今後悪化すれば辛い痛みを伴います。
お子さんのためにもご自分の体を大切にされてくださいね。
少しでも参考になれば幸いです。
柚望さんと柚望さんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
初めまして、あかりです。専門医ではありませんが、私も同じ経験をしています。
歯科医とよく話をし、完全母乳の上での出来る治療をしました。
母乳への影響は、かかりつけの歯科医を信頼されて大丈夫だと思います。その上で治療しても、いまとなれば育った息子は全く問題なく活発ですし、成長する我が子を見れば何も気にすることないくらいに感じられていくことと思いますよ。
方法の一例として、私は治療直前に授乳出来るような環境を作り、子供がお腹がいっぱいになった後で治療しました。すると少し授乳間隔の猶予ができます。
歯が痛いのは辛いですよね。出産前後はホルモンの関係でよりしみたりするそうです。私は酷い虫歯を何本も抱え神経を抜くことも医師と相談の上、母乳重視の治療を続けました。
また、産後落ち着くと、有り難く思うくらいに歯のしみもなくなりました。
参考になれれば幸いです。