2019/6/24 23:22:58 2人目の子供が一歳を過ぎました。そろそろ断乳と思いながらもなかなか… ちしゃ / 30歳 / 女性 / 主婦・主夫 / 子育て 2人目の子供が一歳を過ぎました。そろそろ断乳と思いながらもなかなか進まず、最近自我が出てきて執着も激しくなりました。まずどのようにして断乳を進めていけばよいのかわかりません。 ブックマーク \Q&Aが役に立ったらシェア!/ 専門家からの回答 白井沙良子 2019-07-11 17:21:35 医師(小児科)●日本小児科学会専門医●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。 ●1歳くらいになると、自我もしっかり出てきて、 なかなか思うように断乳できないことはよくあります。 医学的な観点から、断乳は絶対にこうして進めなければいけない、 というものはありません。 よくある、乳首にカラシを塗ってとか、おっぱいに鬼の絵を書いて・・・とかでも、 別にお母さんが抵抗がなければ、どうぞ試してもらって構いません。 ●ただし授乳がなければ寝られない・泣き止まないなど、授乳が何かしらの安心の材料になっていることも多いので、その場合は、お子さまから単に授乳だけを取り上げようと思っても、お子さんにとってダメージが大きいです。 ほかに、安心できる行為を見つけてあげる必要があります。 たとえば寝付くときは、授乳ではなくて、お気に入りの小さなぬいぐるみやタオルを持って寝るようにする、お母さんと手をつないで寝るようにする・・・など、 なんでも良いですが、無理なく毎日つづけられる行為を、お子さまと一緒に決めます。 ●また、授乳をなぜやめたいのかを、お子さんに伝えることも大事です。 たかが1歳・・・と思うかもしれませんが、意外と多くを理解します。 吸われるとお母さんのおっぱいが痛いから、もう吸わないでほしい、など、 お子さんに伝えやすいシンプルなもので、なんでもいいです。 お子さんのキャラクターによっては、おっぱいを吸うと何か怖いキャラクターが夢に出てくる・・・などファンタジー要素があったほうが効果的な場合もあります。 とにかく大事なのは、お子さんにシンプルかつ何回も、理由を伝えることです。 理由がわからないと、子どもは行動にうつしません。 お子さんによっては、イラストでかいたり、視覚化するとより伝わりやすい子もいます。 実際に授乳しないで過ごせたときは、お気に入りのキャラクターのシールを1枚あげるなど、無理なく続けられるごほうびを決めるのも、効果的です。 ●色々書きましたが、最初に申し上げたとおり、絶対にこうしなければいけないという方法はありません。 ただし、お子さんも一人の人間であるということ、だから断乳しなければいけない理由を伝えたり、一緒に授乳以外の安心材料を探してあげたり、といった寄り添いは、できるだけしてあげると、お子さんのダメージが少しでも少ないかと思います。 少しでもお力になれれば幸いです。 ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。 注目のキーワード:夜泣き | 不妊 | おねしょ | 便秘 | イヤイヤ期 » 詳細な検索条件 検索方法 通常検索 ピンポイント検索 範囲検索 ピンポイント検索 指定なし 生後1ヶ月未満生後3ヶ月未満生後半年未満1歳未満1歳2歳3歳4歳5歳6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳13歳14歳15歳16歳17歳18歳19歳 の 指定なし 男の子女の子 範囲検索 指定なし 生後1ヶ月未満生後3ヶ月未満生後半年未満1歳未満1歳2歳3歳4歳5歳6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳13歳14歳15歳16歳17歳18歳19歳 〜 指定なし 生後1ヶ月未満生後3ヶ月未満生後半年未満1歳未満1歳2歳3歳4歳5歳6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳13歳14歳15歳16歳17歳18歳19歳 の 指定なし 男の子女の子 相談のカテゴリー 指定なし お金・節約 その他 サプリメント ベビー・子ども用品 不妊 人間関係・夫婦関係 健康 妊娠・出産 妊活 子育て 教育・保育園 法律 美容 食事・料理 回答した専門家 医師助産師保育士保健師看護師幼稚園教諭 全専門家を検索対象にする場合、チェックは必要ありません。 その他条件 回答あり 古い順 子育ての疑問やお悩みを専門家に無料相談しませんか? 妊活(不妊を含む)、妊娠・出産、子育てに関する相談ならなんでもOK! 産婦人科医、小児科医、保育士、管理栄養士などの専門家が回答します。 専門家は有資格者で信頼できる人のみ厳選! 専門家に無料相談する 子育て相談ドットコムのスポンサー様
専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●1歳くらいになると、自我もしっかり出てきて、
なかなか思うように断乳できないことはよくあります。
医学的な観点から、断乳は絶対にこうして進めなければいけない、
というものはありません。
よくある、乳首にカラシを塗ってとか、おっぱいに鬼の絵を書いて・・・とかでも、
別にお母さんが抵抗がなければ、どうぞ試してもらって構いません。
●ただし授乳がなければ寝られない・泣き止まないなど、授乳が何かしらの安心の材料になっていることも多いので、その場合は、お子さまから単に授乳だけを取り上げようと思っても、お子さんにとってダメージが大きいです。
ほかに、安心できる行為を見つけてあげる必要があります。
たとえば寝付くときは、授乳ではなくて、お気に入りの小さなぬいぐるみやタオルを持って寝るようにする、お母さんと手をつないで寝るようにする・・・など、
なんでも良いですが、無理なく毎日つづけられる行為を、お子さまと一緒に決めます。
●また、授乳をなぜやめたいのかを、お子さんに伝えることも大事です。
たかが1歳・・・と思うかもしれませんが、意外と多くを理解します。
吸われるとお母さんのおっぱいが痛いから、もう吸わないでほしい、など、
お子さんに伝えやすいシンプルなもので、なんでもいいです。
お子さんのキャラクターによっては、おっぱいを吸うと何か怖いキャラクターが夢に出てくる・・・などファンタジー要素があったほうが効果的な場合もあります。
とにかく大事なのは、お子さんにシンプルかつ何回も、理由を伝えることです。
理由がわからないと、子どもは行動にうつしません。
お子さんによっては、イラストでかいたり、視覚化するとより伝わりやすい子もいます。
実際に授乳しないで過ごせたときは、お気に入りのキャラクターのシールを1枚あげるなど、無理なく続けられるごほうびを決めるのも、効果的です。
●色々書きましたが、最初に申し上げたとおり、絶対にこうしなければいけないという方法はありません。
ただし、お子さんも一人の人間であるということ、だから断乳しなければいけない理由を伝えたり、一緒に授乳以外の安心材料を探してあげたり、といった寄り添いは、できるだけしてあげると、お子さんのダメージが少しでも少ないかと思います。
少しでもお力になれれば幸いです。