2019/7/22 00:59:03
わが家には、小学校2年生と幼稚園年中組の男の子がいます。2人も、戦…
わが家には、小学校2年生と幼稚園年中組の男の子がいます。
2人も、戦いごっこが大好きです。
軽く叩いたり、蹴飛ばしたり、押さえ付けたり。
お互い納得した上で遊んでいるのですが、見ている方は怪我をしないかとヒヤヒヤします。
いつもどこまで容認し、どこから止めるべきか悩んでしまいます。
親としてどう対応したらいいか、教えていただきたいです。
わが家には、小学校2年生と幼稚園年中組の男の子がいます。
2人も、戦いごっこが大好きです。
軽く叩いたり、蹴飛ばしたり、押さえ付けたり。
お互い納得した上で遊んでいるのですが、見ている方は怪我をしないかとヒヤヒヤします。
いつもどこまで容認し、どこから止めるべきか悩んでしまいます。
親としてどう対応したらいいか、教えていただきたいです。
専門家からの回答
はじめまして、中村恵と申します。
日々の子育てお疲れ様です。
戦いごっこについては男の子の子育てではほとんどの方が経験するお悩みの1つですね。
力の差もあるからこそ見ている親からすれば本当にヒヤヒヤものですよね。お気持ちお察しします。
さて、戦いごっこによって子どもたちはこんな力を身につけてくれると言われています。
まずは1人ではできない戦いごっこ。自分勝手に振る舞ってしまうと、相手がつまらなくなって遊んでくれなくなったりも…。そこで、よい具合に互角の戦いをくり広げる必要が出てくる為、そういうことを子どもなりに理解して考えてルールを決めていきます。順番にヒーロー役になったり、「やられた!」とオーバーアクションで倒されてみたり、お友だちと協力して1つの遊びをつくり上げていく過程で、相手の気持ちを考えたり協調する力を少しずつ育てていけるようになると思います。
お兄ちゃんに至っては、弟(自分より小さい子)と遊ぶとき、率先して悪者役になって喜ばせる姿を見せてくれることもあります。
戦いごっこでケンカなどになってしまわないかと不安になるかもしれませんが、逆に相手を思いやる心が育つことも考えられると思います。
それに、子どもも相手と体をぶつけ合うことを通して、どこまでなら大丈夫か、やりすぎかといった力加減を学んでくれると思います。ですので、戦いごっこで興奮しても、固いもので思いきり叩くようなことはないと思います。それをしたら遊びが成立しなくなることを子どもなりに理解して、考えて行っていると思います。大人からすると、「ケガをしないかしら(させないかしら)」と心配になりますが、目に余る行動をしない限り、子どもを信頼して見守ることがとても大切だと思います。
戦いごっこでは子どもたち想像力も養えると思います。自分達でお話を考え、どうすれば遊びが楽しくなるかを子どもなりに考えて演出する姿には感心させらます。こうした創意工夫によって想像力も養えると思います。
以上の事からも、戦いごっこにおいてはある程度子どもを信じて暖かく見守ってあげる方が私はいいかなと考えています。
ただし、止めた方がいいケースもあります。
プラス面の多い戦いごっこですが、危険が伴うケースもあるので、次のような場合はやめるように教えることも大切です。
●危険な武器を使っている
怪我に繋がる可能性のあるものを武器にしていたらそれは止めてください。
●相手がいやがっている
戦いごっこを好まない相手に仕掛けている場合は「相手がいやがっているときはしてはダメ」と止めてください。
◆車が通る道路などの危険な場所
戦いごっこの最中は興奮して周囲が見えなくなりがちなので、車が通る道路や用水路などがあったり、落下する危険がある場所などでの戦いごっこはやめるように言いましょう。
子どもの遊びは全て成長に繋がる事が多いと思いますので、止めたりもしなければならない場面はあると思いますが、そこを親として上手く見極めながら危険のないように見守ってあげれたらいいですね。
たくさんある意見の中の1つとして参考になれば幸いです。