2019/8/1 09:39:10
3歳の息子がすぐに「母さん嫌い」と言うようになりました【試し行動】
3歳の息子が、最近すぐに「母さん嫌い」「父ちゃん嫌い」と言う様になりました。危ないことをして「あ!危ない!」と言った時や、「ご飯食べないなら片付けるよ」と言った時などです。特にきつく叱ったわけではなく、今までと同じ様に言っています。
嫌いと言われた時、「嫌いって言われたら悲しいよ」「母さんは好きなのに…」と伝える様にしていますが、余裕のない時は「じゃあいいよ!嫌いなら向こう行ってて!」等息子に言ってしまいます…
後から反省するのですが、どう接するのが良いでしょうか。
息子が「嫌い」と言うのは、怒られて気まずい気持ちや嫌な気持ちを表現している様に感じます。「嫌い」と言って欲しくないと根気強く伝えているのですが、1日何度も「嫌い」と言うので、その都度話をしているとキリがない様にも感じ…どこまで向き合ったら良いのか、注意することで伝わっているのか…悩んでいます。軽々しく嫌いと言う子にはなって欲しくないのですが、どのように対応すると伝わるでしょうか。
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専門家からの回答
はじめまして、中村恵と申します。
日々の子育てお疲れ様です。
3歳の息子さんの事普段からとても愛情もって育てられているんだなぁ…と、めるさんの文章からも伝わってきます。
3歳ごろの「パパ嫌い」「ママ嫌い」などの言葉に、私が思うのはこれは子どもなりの「試し行動」なのではないかと言う事です。
試し行動とは、子どもがわざと親に嫌われたり、怒られるようなことをして、親の反応を観察するというものです。「こんなことをしても、ママは自分のことを好きでいてくれるのか」どこまでが許容範囲なのかを確かめているのではないかと…。
試し行動は愛情を確かめるための子どもなりの手段だと言えます。
子どもの「嫌い」に対しての受け取り方を変えてみるのも手です。「私が嫌い、子育てに自信なくなる〜」ではなく「私が注意したり、怒ったりすること(行動)が嫌いなんだな」と捉えれば、人間だれしも怒られたり注意を受けることは好きではありませんから、嫌がるのもしょうがないかもしれないな、と落ち着いて考えることができます。
言われた親としては凹んでしまったり腹が立ってしまったりするかとは思いますが、そこで子どもさんに対して叱ったりしてしてしまわず、めげないで、「ママはあなたが大好きなんだけどな…」「嫌いって言われても好きだよー」と気持ちをたくさん伝えてあげてほしいです。
何度も「大好き」「大好き」と伝えていると、子どももさすがに「ママ嫌い」と言いづらくなってくるかと思います。
また愛されているという実感を持つことができて、「試し行動」としての「ママ、パパ嫌い」が少なくなるかもしれません。
これまでと同様に根気よく子どもさんと向き合ってあげてくださいね。
さまざまな意見の中の一つとして参考にしていただければ幸いです。