2019/8/7 12:23:21
アレルギーでも幼いうちにその食材を食べさせれば治るのですか?
初めまして、現在生後6ヶ月と3日の男の子育児中の母です。
先日ベビーフードのりんご食を与えた所一日目は目の周りが赤くなり、かかりつけの小児科に行き、かゆみ止めの塗り薬を処方され翌日下痢をしていました。その時はまだアレルギーではないと思い、またりんご食を食べさせました、そしたら胸周りにポツポツと湿疹のようなものがあり、その時も痒み止めを塗り翌日また下痢をしました。そして3日目にりんごとトマトが混ざったベビーフードを朝与えました、そしたら顔が赤くなり湿疹も出たのでその日のうちに小児科に連れていきました。先生はトマトでアレルギーが出る子もいるし、アレルギーは小さいうちに食べさせたら治るから食べさせなさいと言われ、アレルギーの飲みぐすを処方されました。しかし薬処方してもらう薬剤師さんにも同じことを言ったらりんごアレルギーだと思うのでリンゴは与えないでくださいと言われました。現在は怖くてリンゴは与えていません。どちらの言葉を信じるべきでしょうか?アレルギーを持ってる家族は私はそばとゴムアレルギー、私の祖父はそばアレルギーで、旦那は花粉症持ちです。フルーツアレルギー持ってる人はいません。
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専門家からの回答
はじめまして。
アレルギーに関しては少ない量から感作させる方法もありますが、まずはアレルギーテストの血液検査を行うべきです。
>先日ベビーフードのりんご食を与えた所一日目は目の周りが赤くなり、かかりつけの小児科に行き、かゆみ止めの塗り薬を処方され翌日下痢をしていました。その時はまだアレルギーではないと思い、またりんご食を食べさせました、そしたら胸周りにポツポツと湿疹のようなものがあり、その時も痒み止めを塗り翌日また下痢をしました。そして3日目にりんごとトマトが混ざったベビーフードを朝与えました、そしたら顔が赤くなり湿疹も出たのでその日のうちに小児科に連れていきました。
トマトについても触れていますが、果糖に対するアレルギーはもしかしたらあるかもしれません。ほかの果物(バナナなど)は大丈夫でしょうか。
正直、小児科の先生か皮膚科の先生で、アレルギー専門医をもっている先生の受診をおすすめします。対処は先生の考え方にもよりますが、どちらにしろ中止か、少しづつやってみるの2宅になります。今後外食も含めて副作用がでることも予想できますので、
病院にかかれないときにのませる常備薬は持つようにして置いてください。
おそらく抗ヒスタミン系のお薬をもらっていると思いますが、次回アレルギー反応がでるときに劇的に反応する可能性はあるので、セレスタミンなどステロイドが入っている内服薬は服用可能かなどを聞いてみてください。
専門家からの回答
はじめまして、ma-chiぱあとなぁと申します。
私も様々なアレルギーと、花粉症もちで毎月アレルギー科にお世話になっています。
検査結果もあるでしょうから一概には言えませんが、もしお子さんに花粉症がある場合、りんごやトマトはアレルギーになる可能性があります。
お父様が花粉症とのことで、遺伝的要素を考えると、その可能性も考えられます。
小さいうちにアレルゲンに慣らすという考え方もありますが、あくまでも体調や体力があるときに、そして、アレルギー科や小児科の先生とよくご相談され、進めていって欲しいと思います。
ご参考にして頂けたら嬉しく思います。
専門家からの回答
はじめまして、小児科医の白井です。
結論からいうと、どちらの意見も間違っていません。
アレルギーの対応はケースバイケースですし、
そもそもおっしゃる症状が、そもそもアレルギーかどうかも、実は判断が難しいです。
●よくあるのが、皮膚のバリアがもともと強くないお子さんで(とくに今まで湿疹やアトピーとは言われたことがなくても)、
離乳食をはじめると、なんだかいろんな食材で皮膚が荒れる・赤みが目だつ、というものです。
これは食物アレルギーというよりは、皮膚の弱さからくる症状が主です。
なので、たとえば検査してもアレルギーの数値自体は高くなかったり、実際に食べつづけても出るのは皮膚の症状くらいで、他にはひどい症状がでない、という場合も多いです。
こういう場合は、食べるのは禁止しません。
ちなみに下痢も、離乳食をはじめる前後ではよくあることで、必ずしもアレルギーが原因ではないことも多いです。
●たしかにご家族でアレルギーの方がいると、お子さんも何らかのアレルギー疾患をもつ可能性は高くはなります。
もし仮に今回の症状が食物アレルギーからくるものだとしても、皮膚の軽い症状だけだったり、アナフィラキシーショック(呼吸が荒くなる、意識が遠のくなど)のような全身の症状がなければ、食べるのは絶対禁止、とはしません。
食べるのを安易に遅らせると、腸でその食べ物に対する拒絶(抗体)ができやすくなる例も報告されており、食べられるなら食べる、というのが基本ではあります。
ただし、少量だったから症状が軽かったけど、離乳食をすすめて徐々に量を増やしていくと、症状が重く出るようになる、など、量によって症状が変わる場合もあります。
その場合は、平日の午前中(なにか症状がでても、すぐ病院が対応できる時間帯)に少しずつ量を増やしながら食べさせて、「どこまで食べてokか、どれだけ食べたらどんな症状がでるか」を探っていきます。
●一度皮膚の赤みがでると、その後数日間は、ちょっとした刺激で皮膚が赤くなることもよくあります。
また少し風邪ぎみ、など体調の変化でも、皮膚の症状が強く出ることもあります。
その時たべた食べ物のせいで皮膚が赤くなったのか、それとも単に皮膚の赤みがダラダラ続いているだけなのか、の判断が難しくなるので、
一度皮膚の状態が落ち着いた段階で、また再トライする、という流れをとることも多いです。
●お子さんの場合は、またリンゴやトマトをトライすることは絶対禁止ではありません。ただし、皮膚が落ち着いた状態になってから、体調が良いときに、平日午前中、がおすすめです。
それでもやはりまた皮膚が赤くなる、赤みが前よりひどい、他の症状もでる、他の食材でも出る、という場合は、受診を検討してください。
血液検査(アレルギーの症状と必ずしも一致はしない・皮膚が弱いと偽陽性がでやすいなど、解釈が難しいものではありますが)も必要に応じて、行われる可能性があります。
少しでもお力になれれば幸いです。