2019/8/12 17:54:19
不妊治療と甲状腺関係の治療が重なり、求職すべきか悩んでいます。
不妊治療中の求職について悩んでいます。
昨年、結婚を機にフルタイムの仕事を退職した後、自然妊娠を望んでいましたが妊娠せず、不妊検査を受けたところ、夫婦とも問題があることがわかりました。
体外受精を受けることを決意するも、私の方の甲状腺関係が問題となり、まず甲状腺関係の治療を受けることになりました。
いつ体外受精に進めるかわからない状況ですが、体外受精に進めた場合は生理や排卵に合わせてベストなタイミングで通院できるようにしておきたいと考えています。
甲状腺治療中は仕事探しをするか、きっとすぐ体外受精に進めると見て仕事探しを見送るか、迷っています。家族は、今しかできない妊娠を第一に考えた方がいいと言っていますが、家事と月何回かの通院では自分が全然頑張れていない気がしています。一方で、甲状腺関係の問題のためか、疲れやすく体調を崩してしまうこともあり、いろんなことをもどかしく感じています。今の状況で仕事探しをした方がいいのでしょうか。
相談させてください。よろしくお願いいたします。
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専門家からの回答
はじめまして、内分泌糖尿病専門医の松岡です。
甲状腺関連の疾患はバセドウ病か橋本病かで、妊娠中の経過フォローがかなり違いますので、婦人科の先生にも定期的に甲状腺ホルモンの測定をお願いするようにする必要性があります。またバセドウ病の場合は、バセドウ病の原因抗体価なども(TRAb3世代)測定している必要がありますので、そこも確認するようにしておいたほうが良いと思います。
ストレスでも悪化しやすいのが甲状腺疾患ですが、安定していれば母児ともに問題ありませんので、頑張ってください。応援しております。
専門家からの回答
こんにちは。私も第一子を体外受精で授かりました。
仕事をしながら不妊治療を行うのは、本当につらいものがありました。まず、体外受精となると特に、採卵、移植のスケジュールは卵の育成具合によって直前に決まることも多いです(採卵方法にもよりますが)。採卵後はお腹の張りや痛みもありますし、注射を毎日打ったり、移植でホルモン補充も行うならば〇時間ごとに膣坐薬を入れる、などの処置もあります。これらを仕事中にこなすのはとても大変ですし、薬を忘れるなどのリスクもあるので、もし今の経済状況が許すのであれば甲状腺疾患の治療、不妊治療に集中したほうが良いかと思います。
また、急な休み希望などを快く受け入れてくれる会社はあるかもしれませんが、仕事に穴をあけるストレスや、言いたくない不妊治療を上司に打ち明けなければならなくなる、そんな悩みも出てくるかもしれません。
また、もし治療がうまくいかなかったら、やっぱり治療に集中すればよかった、と自分を責めてしまうかもしれません。
ちなみに私は、仕事をしながら不妊治療をすることは無理だと判断し、現在育休中ですが会社に相談して二人目の治療を開始しています。
不妊治療はただでさえストレスの多いものなので、仕事をしているほうが気がまぎれるし融通が利く会社だから!というほどの仕事人間でなければ、やはり治療への専念をお勧めします。
良い結果になりますよう、応援しています。