2019/9/1 09:12:14
娘を保育園に預ける自分が薄情に思え、子どもに申し訳なくなります。
初めまして、第一子の4カ月女児がいます。
出産時緊急手術になり、想定外の子育ての始まりでした。それから産後うつになりかけたのか、ひどい時は憂鬱感で夕方までベッドから起き上がれなかったり、夜中に目が覚めた時はベランダから飛び降りたくなる衝動に襲われました。その際は1人の方が良いのか、我が子と一緒に飛び降りた方が良いのか真剣に考える程でした。
しかし保育園に預け始めると、とても気持ちが楽になりました。子供をちゃんと育てなければという責任感に押し潰されそうでしたが、緩和されました。
そして9月から仕事復帰します。育児と仕事に追われている方が余計なことを考えず、また子供と離れる時間が出来ることにより私自身もリセットされるように思います。
その一方で、他の方のように育休を楽しめない自分が損に思え、4カ月というまだ小さい我が子を預ける自分が薄情で、子供に申し訳ないです。
保育園では複数の方が担当されているため、愛着形成も心配です。
仕事と育児を両立していく道を選んだのですが、まだモヤモヤしております。
ご助言お願い致します。
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専門家からの回答
はじめまして、高田と申します。
仕事と育児の両立という選択をしたものの、もやもやされているんですね。
お子さんへの愛情溢れるお悩みだなと感じます。
緊急手術での出産、産後鬱ととても大変な思いをされたのですね。
複雑な思いがあったかもしれませんが、4ヶ月から保育園に預けたということは、さくらんぼさくさんにとっても、お子さんにとっても良い選択だったのではないでしょうか。
育休期間が楽しめなくても、4ヶ月から保育園に預けても、罪悪感を感じる必要はないですし、他人と比べる必要もないと思います。
百組の親子がいれば百通りの形がありますもんね。
仕事をしてリフレッシュされることで、お子さんに対して穏やかな気持ちで接することが出来れば、それが一番だと思います。
ついついどれくらいの時間を一緒に過ごすかということに目がいきがちですが、一緒に過ごす時間をどう過ごすかということの方が大切なのかもしれません。
お仕事の疲れもあると思いますが、登園前や降園後はお子さんと楽しく過ごされてくださいね。
まだ産後半年も経過されていないとのことですので、無理はしすぎず、ご自分の体も大切にされてください。
少しでも参考になれば幸いです。
さくらんぼさくさんとさくらんぼさくさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
はじめまして、中村恵と申します。
大変なお産を乗り越えて、無事に新しい命との生活を迎えることができてとても喜ばしい事ですね。おめでとうございます。
さくらんぼさくさんが自分らしく、イキイキとした姿を子どもさんにも見てもらえる事はとても素敵な選択の一つだと思います。
子育てに対する考え方は人それぞれです。
どのような考えたであれ自分の子どもの事を大切に思うからこそですし、自分の事も大切にして、その姿を見せる事もとても大切な事だと思います。
さくらんぼさくさんの選択も自分の事も大切にして、子どもさんの事もちゃんと考えた結果だと思いますし、その選択によって子どもさんにもたくさんの愛情を伝えたり余裕がある子育てをする事ができるように感じます。
子どもと接する時間が短くても濃密スキンシップなどでたくさんたくさん大好きな気持ちや愛情を伝えてあげる事が出来れば充分だと思いますよ。
毎日しっかり抱きしめて、しっかり子どもさんと関わる時間を作ってたっぷり愛情を与えてあげてくださいね。
周りの人にもどんどん頼ってさくらんぼさくさんもうまく自分の時間を作って仕事や子育ての合間にリフレッシュしながら楽しんで子育てできるといいですね。
応援しています。
一つの意見として参考になれば幸いです。
専門家からの回答
さくらんぼさくさん、こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
緊急手術を乗り越えてのご出産おめでとうございます。また産後鬱も保育園という味方が現れてそれも乗り越えられ、いよいよお仕事へ復帰ですか。
いろいろな選択肢がある中、ご自分が決めたことが一番最高の選択なんです。
さくらんぼさくさんが、「育児と仕事に追われている方が余計なことを考えず、また子供と離れる時間が出来ることにより私自身もリセットされるように思います」というのが一番の理由なのだから、それが最高の選択なんです。
他の人のように育休が楽しめない、とか4か月の子を預けるのがかわいそう、とかは、人がそう思うのでは?という心配が原因になっています。気にすることはありません。4か月ならかわいそうで、6か月ならかわいそうではない?それとも1年?昔日本には3歳児神話がありましたが、まったく根拠がありません。
保育園では、泣いたらあやしてくれる大人がいておむつを替えてくれて、ミルクを飲ませてくれて、という風に「安心」が貰えれば複数でも大丈夫です。
その分、家でリセットしたさくらんぼさくさんが愛着形成を進めればいいだけ。仕事との両立は時には想像を絶する過酷さだけれど、お連れ合いにも協力してもらって、乗り切ってください。
私も二人の子どもを6か月から保育園に預けてフルタイムで仕事を続けてきました。大変でしたが自分のストレスが少なかったことは確かです。子どもの病気などで仕事を休むこともあり、職場の上司の理解が嬉しかったことを思い出します。もちろん辛辣な言葉を投げつけられたこともありますが、それでも逃げ場のない密室育児に比べると他で発散する場もあり、助けられました。
さくらんぼさくさん、一人で抱えないでください。子育ては両親や仲間たち地域みんなでするものです。保育園を上手に活用して、親子ともども笑顔で暮らしていきましょう。
少しでもお力になれれば幸いです。