2019/11/2 09:23:03

幼稚園受験の結果待ちです。受験に向けて乳児期からずっと習い事をさせ…

まるた
まるた / 40歳 / 女性 /

幼稚園受験の結果待ちです。
受験に向けて乳児期からずっと習い事をさせてきました。
不合格だったら可愛く感じなくなってしまうのではと不安です。
常識的なことは理解しているつもりですが、感情がいつも伴いません。
習い事ばかりの日々、できないとイライラする。
毎日子どものことを可愛いく愛おしく思い遊んだり抱きしめたりもします。
しかしそれも、現時点で子どもが他の子と比較してなんでもこなして優秀に見えているからではと、自分の気持ちへも疑問を感じます。
先日第二子を流産したところです。
その際改めて、子どもが健やかに成長することの奇跡や感謝の気持ちを持ちました。
それでもやはり、できの悪い子ならいらないと思う自分がいます。
受験失敗 死にたいと
いうような検索ばかりしてしまいます。
実際死ぬのは怖いのですが、死にたいと思ってしまいます。

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    専門家からの回答

  1. 恵理子 高田 2019-11-08 21:44:42
    • 保育士
    • 社会福祉士
    • 精神保健福祉士

    こんにちは、高田と申します。
    息子さんが幼稚園受験に不合格だったら可愛く感じなくなるのではないかと心配されているのですね。
    文面からお子さんに対する純粋な愛情がある自分と、出来の悪い子であればいらないと思ってしまう自分との葛藤が伝わってきました。
    とても苦しい思いをされていると思います。

    ついつい息子さんに焦点を当ててしまいますが、今、まるたさんが向き合った方が良いのは自分自身かもしれません。

    個人的には二つの可能性を感じました。
    一つ目は代償行為。
    まるたさんは自分が子どもの頃、悔しい思いをしたり、自分を大切に思えなかったりしたことはありますか?
    息子さんに習い事をさせ、良い幼稚園や小学校に入学してもらうことで、無意識に自分が子ども時代に出来なかったことやコンプレックスを解消しようとしている可能性が考えられます。

    二つ目は子どもの評価=自分の評価と思っている可能性。
    息子の出来が良いと自分の出来も良い、息子の出来が悪いと自分の出来も悪いと結び付けていることも考えられます。
    仮にそうであれば、受験に不合格=自分も母親として不合格と受け取ってしまい、苦しくなってしまいますよね。

    どちらにも当てはまらないかもしれませんが、当てはまったとしても自分を責めないでくださいね。

    まるたさんはありのままの自分のことを大切に思えていますか?
    自分自身のことを「出来が悪いならいらない」と感じていませんか?
    まずは自分自身のことを認めて愛してあげてください。
    毎日家事、育児と頑張っていらっしゃいます。
    息子さんにとってただ1人の大好きなお母さんです。

    苦しい作業になるかもしれませんが、なぜ出来が悪いならいらないと感じてしまうのか、そう感じてしまう源は自分の中のどこにあるのか、向き合ってみるとまるたさんなりの答えが見えてくるかもしれません。

    少しでも参考になれば幸いです。
    まるたさんとまるたさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。

  2. 専門家からの回答

  3. jigokushoujoennmaai 藤原芳子 2019-11-02 16:09:52
    • 医師

    こんにちは。

    育児の最終目標とは何か?なぜ我々は自分のお金や時間を犠牲にして育児をするのか?つきつめていうと、人生とは?なぜ人間は生きる?どうなるのが人生の目標?と言ったことにつながっていく問題かと思います。

    私は医師ですが、小学校受験・中学受験・大学受験・医師免許の試験などを乗り越えていく中で、親からの大きな期待があり、親の献身的な世話と、多大なお金をかけられてきました。「自分の力を最大限に発揮して素敵な子になってほしい」というようなふわっとした考えではどうにもならない、「不合格なら生きている価値はない」というようなところまで追い込まれました。親としてはもちろん、私が試験に合格しようがするまいが、生きているだけで愛してくれていたと思いますが、子供の身としては、落ちたら生きている価値はない、死ぬしかないというところもありました。

    その後、医師として働き始めると、そういう考え方では社会は成り立たないと言うことが分かってきます。医師とは何かというと、今まで自分が見下してきた、出来の悪い人間・頭の悪い人間・試験があれば落ちるだろう人間・生産性の悪い人間に対しても、患者として自分の前に来れば、ひざまづき、力を尽くして、自分の身を削って治療する必要がある仕事です。感謝されるばかりではありません。血や汚物を浴びることもありますし、患者から訴えられることもある。「自分は誰よりも勉強ができる、価値のある人間だ」というような考えでは、医師は務まらないのです。そういう中で、私の中の、「できる人間にしか意味がない」という考え方は少しずつなくなっていかざるをえませんでした。周りを見渡してみれば、どの仕事もそうです。自分よりできない人のために身をささげて働くことでお金をもらえるのです。

    どの人も、病気やケガや災害などで、いつ弱者になるか分からない。どのような人にも価値がある。優れているから良い、優れていなければ生きていてはいけない、では文明的な社会とは言えないのです。単なる弱肉強食のジャングルになってしまいます。ただ今の社会は、どうしてもお金を稼げる人が偉い、賢い人が偉い、美しい人が偉い、それ以外の人は黙って踏みつけられろというふうになってしまう面があります。そこで、少しでも幼い時から、多くのものを詰め込まなければ生きていられないという切迫感が産まれると思います。社会のいろんなことが、相談者様を追い詰めているのだと思います。

    私自身も、自分の子供を育てる中で、優秀でない子供なら苦労するだけなのでは・・・という気持ちが生まれ、少しでも早くからいろんなことをできるようにしたいという焦る気持ちがわいてくることがあります。

    受験や勝負となると、どうしても勝ったか負けたかと言うことにこだわってしまいます。しかし勝ち続けられる人生はありません。勝っても負けても、そこに向けて頑張ったことに意味がある、と考えないと、最終的に人生で勝ち続けてどうなるの?どこで満足するの?次の勝負、次の勝負と追い続けて、足元に咲いている花を見ない人生でいいの?ということになってきます。

    相談者様も、人生が3歳だか4歳だかで決まるわけではないことは頭では分かっておられると思います。幼稚園に入れなければ終わりでもないし、幼稚園に入りさえすれば勝ちではない。幼稚園側が要求する子供というのは、優れた子であるとは限りません。優れすぎているいわゆる天才肌の子や、独特の感性を持った芸術家肌の子は、かえって指導が難しく敬遠される幼稚園もあるかもしれません。幼稚園が欲しがる子供というのは、要するに親に学費を払えるだけのお金があり、親が常識人で家庭環境が安定していそうで、幼稚園に文句を言わなさそうで、集団生活に向いている子が選ばれるだけであって、幼稚園合格しなければ育児が失敗というようなことはないです。ここから10年以上、自立するまで親は待ち続けなければならない。待つ、耐えるということは難しいので、何とか3年目の受験で、分かりやすい成果を手に入れてみたくなりますが、少し視点を大きく持って頂ければと思います。

    失敗したときに母親に拒絶されるということは、子供にとって大きなダメージになると思いますし、喜びすぎるのもまた、自分の興味があるからやるではなく親の顔色ばかり見る子になるかもしれません。子供の人生は子供のもの、親の思う通りにならないし、思う通りにすべきではない、親は子供の人生の全てに責任を持てない、ということを意識する必要があると思います。受験塾の先生はこういった問題にもくわしいと思いますので、ご相談され、失敗したとき・うまくいったとき両方の親の態度や気持ちの保ち方について、試験までに考えて置かれてもいいかもしれません。親に余裕があること、子供に入れ込みすぎないことは、幼稚園側から選ばれる親になるためにも必要と思います。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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