2019/11/17 11:47:46
11歳の男の子、一人っ子についてです。おとなしいタイプの子で、運動…
11歳の男の子、一人っ子についてです。
おとなしいタイプの子で、運動は苦手、やんちゃな男の子が苦手です。
保育園の時から、回りのお友達と上手に遊ぶことができず、ずっと心配してきましたが、少しずつ成長しているような気がしていたので、来年には…来年には…と期待して見守ってきました。
学校で嫌なことをされることはあっても、極端ないじめ行為はなく、嫌がらずに学校には行っています。
ただ、学校のバザーがあり、行きは一緒に行き、様子を見ていたのですが、同級生の男の子達にことごとく無視?相手にされず、一人でポツンとしたり、所在なくうろうろしている姿を見て、涙を堪えることができませんでした。昔からアスペルガーでは?と心配し、専門医にも見てもらったのですが、『そうではない』との回答。けど、私は今でも怪しいと思っていますが、そう思いながら何もできなかったこと、息子が学校で友達関係がうまくいってあないことを薄々感じていながら、いつか良くなるだろうと期待しながら何もしなかった自分が情けなく、また息子が可哀想で申し訳なくて、もうどうしたらいいのかわかりません。バザーの帰り、泣きながら歩くわたしを見て『お母さんは泣かなくていいんだよ』と逆に私を励ましてくれる息子に、なんと声をかけてあげたらいいのか。私はこれから息子に何をしてあげたらいいのか。どうか教えてください。本当に辛いです。
専門家からの回答
向日葵だるまさん、こんにちは。
私は看護師をしつつ、5人の子どもを育ててきました。今回は専門というよりも同じ親としてもコメントさせていただこうと思います。
子どもの成長を不安に感じながらも、そっと見守ってきた向日葵だるまさん。
しっかりとお子さんの性格や周囲との関わり方をみておられていて、とても素晴らしいお母様だと思います。
お子さんがクラスメイトと関われていなくて、1人寂しそうにしているように見えて、向日葵だるまさんはとてもショックで後悔の念にかられていらっしゃるのですね。
お子さんとは“友達とのコミュニケーション”に関して、お話しをされたことはありますか?
お子さんが「泣かないで良いよ」という言葉通り、お子さん自身は向日葵だるまさんが思うほどの負の感情(強い孤独感や辛い思い)を抱いていないのかもしれません。
気の合わない人と無理して関わることの方が精神的に辛く、1人でいたいと考える子も最近は少なくないようです。
「友達とワイワイするのが楽しいこと。そんな生活を送ってほしい」という親の期待は、逆に大人しいお子さんにはプレッシャーになることもあります。
《1人でいること=可哀想》と悲観的にとるのではなく、まずはお子さんに友達とどのように関わりたいのか、ということを聞いてみるといいと思います。
一見すると、友達と仲良さそうにしている子も、心の奥では孤独感を感じていることも少なくありません。
小学生はまだ世界も狭く、これから中学校や高校などでさらに世界が広がっていく過程で、気の合う友達もできてくると思います。
お子さんがとくに困っていないようなら、担任の先生とも連携をとりながら、今まで通り大きな心で見守り、接していかれるのが良いと思います。
何か積極的に変わってほしいという気持ちがあるのでしたら、お子さんが好きなこと・やってみたいことを習い事やサークルのような活動で参加してもらうのも良い刺激になるはずです。
向日葵だるまさんとお子さんが笑って過ごせるように、なにか参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございます。読みながらまた涙してしまいました。
息子には友達との関わり合いについてや困っていることはないか等、話はしています。ただ、私自信が友達とワイワイ楽しく過ごす事が大好きで、どうしてもそうできていない息子に対して、『なんでみんなと仲良くできないの?』『そんな態度じゃ友達できないよ』と圧力をかけてしまっているのだと自覚しています。その都度反省し、落ち込み、息子は息子、それでいいと思って切り替えているつもりなのですが、今回のような出来事があると、またズドーンと落ち込んでしまいます。結局、私のエゴを息子に押し付けているのだと思います。分かっているんです。分かっているのですが…息子を傷つけているのは、回りのお友達ではなく、私なのかもしれません。
息子に困っていることはないかと聞いても『大丈夫』と言います。きっと大丈夫ではないのだろうなと思いながらも、その言葉を信じて見守っていればいいのでしょうか?近道はないと思いながら、何かしてあげられることはないのかと、悩みます。
まとまりのない文章で申し訳ありません。
今までいろんな思いを抱えておられた分、いろいろ悩まれているんですね。
母親だからこそ気付いてあげられることがあるし、見過ごせない部分ってありますよね。
お子さんも、もしかしたらお母さんに心配かけたくなくて「大丈夫」と言ってる可能性もあると思います。
母親ができる1番重要な関わりは、『友達がいてもいなくても、大切な我が子』ということを伝えることです。
お子さんが友達に向かって関わろうとしたときに、自信をもって声をかけることができるよう自己肯定感を高めるように「あなたなら大丈夫」「あなたはステキな人」ということを伝えてあげてください。
人間は不思議なことに人に言われたことを、自然と「自分はそうなんだ」と認識してそのように動いてしまうそうです。
「友達と仲良くできてない」という印象づけがお子さんにされてしまっているのであれば、それを吹き飛ばすように「お友達といい関係ができている」ことを伝えていく必要があります。
すぐに結果がでるわけではありません。長ければ数年かかるかもしれませんが、少しずつでも変化があれば、しっかりと勇気づけてあげてくださいね!!
専門家からの回答
こんにちは。まず同年代の子供と具体的に何がどううまく行かないのか、学校の先生や本人に聞いてみて、友達関係がうまく行かないことで具体的にどういう困ったことが起きているのか考える必要があるかと思います。本人は1人で遊ぶのが好きで別に困っていないし、授業中など必要な場面では協力できるといった場合もあると思います。友達がいっぱいいなくてはいけないというのは周囲の思い込みかもしれません。
本人が友達がほしいと思っているのに、空気が読めない言動で敬遠されているといった場合、発達障害のある人向けのソーシャルスキルトレーニングなどで、暗黙の社会のルールなどを学ぶことも役に立つかもしれません。ソーシャルスキルトレーニングで検索すると本がいろいろ出てきます。
親自身が自分の友達や知人と楽しく過ごす姿を見せる。子供自身が好きなことを見つけ、そのことを一緒に楽しめる集団に参加させる。といったことも考えられるかもしれません。ゲームがすきなら年齢や国籍を問わず一緒にゲームができる大会やサークルを探す。鉄道、パソコンなどなど。アスペルガーなら自分の好きなことにのめり込むのは得意かもしれません。好きなことについてなら話したいことがたくさんあるかもしれません。同年代と話すのは苦手でも、高齢者や年下とは話が弾む人もいます。
世の中には、友達が多いタイプでなくてもできる仕事はたくさんあり、また友達というのは多くないといけないわけでもありません。アスペルガー気質の人は医師の中にもたくさんおり、専門職には向いているかもしれません。困っていることは解決したらいいと思いますが、こうならなければというものでもなく、また親が大丈夫かと心配していることと、子供本人が困っていることはまた別かもしれません。
ご回答ありがとうございます。
親が心配していることは、子どもが困っていることとイコールではない…本当にその通りだと思います。
息子は、困っていることはないか?と聞いても『大丈夫』と答えますし、友達がいないことで、泣いたり淋しいと言ったことはありません。けど、一人でポツンと所在なくうろうろしている時の表情は困ったような、苦笑いをして、今にも泣きそうな顔に見えます。あんな姿を見ると、『あの子は友達がいないけど、困ってないから大丈夫』だとはどうしても思えません。
好きなこと、得意なことをやらせようと何度も試みましたし、色んなことを体験させたり、色んな場所に連れていったりしましたが、どれも続けて『やりたい!』と言ったことはなく、息子からなにかやりたいと言ってくるまで待ってみようと思って2年待ちましたが、何もなく、聞いても『今、(やりたいこと、好きなことを)探してる』と言うだけです。
学校の先生に聞いても、『特に困ってる様子はない』と言います。けれど、学習参観に行って休み時間の様子を見ても、息子が友達と楽しそうに話したりしているところは見たことがありません。私の考え過ぎではなく、母親だからこそ敏感に感じるんだと思います。
ソーシャルスキルトレーニング、検索してみました。住んでいる場所の近くに学べる場所がないか、また週末に本屋さんに行って見てこようと思います。
まとまりのない文章で申し訳ありません。
ご回答いただき、本当にありがとうございました。