現在3歳の娘が1人おります。年齢の割にはしっかりと色々出来る子だと…
現在3歳の娘が1人おります。年齢の割にはしっかりと色々出来る子だとは思っておりますが、やはり日々の生活の中でやらなくてはいけない事に関して(食事、歯磨き、登園、入浴、就寝 等。。)1日1回は必ず叱ってしまいます。
怒らずに、かつ、やらなくてはならない事もやるにはどうしたら良いでしょうか。
現在の状況としては、怒鳴りつけたりは絶対にしませんが、ドスの効いた口調で「食後は歯磨きをすると約束したよね。 もう食後から随分経つけど。」「8時にはどうするのだっけ。おねんねでしょう。もう30分も過ぎてるよ。」 などと、目を合わせ、鬼の形相で睨みつけて低い声で言ってしまいます。 かなりキツイ言い方だと思います。 自分では理不尽にやりなさい!と言っているつもりはなく、 歯磨きなら、食後直ぐではなく暫く好きな事をさせてあげたり、優しく「歯磨きしよっか?まだなの、オッケー、もう少ししたらしようね。虫歯になっちゃうからね」と 2~3回は伝えます。ですが、数回(時間にすると30~45分くらい)優しく言っても出来ないと 少しずつ怒り口調になってきてしまい 最後には上記の様になってしまいます。
出来た時はしっかり褒めてもいますが、毎日毎日いづれかの項目で 怒りになってしまいます。 怒鳴るのを抑える代わりに、上記の様に睨みつけて怒ってしまいます。最近、娘が委縮してしまっているような気もしてしまいますし 毎日毎日怒って泣かしている私が悪者の様で気持ちも滅入ります。 勿論怒りたくなどありません。 ですが、食事もしない歯も磨かないお風呂も入らない保育園も行かないで毎日過ぎて行くわけにもゆかず、やらないと最終的には強制的にやるしかなくなり、結局泣きます。
自分に余裕が無いと子供に怒る。等と書かれている記事もありますが、時間はやはり限られていますし、やらなくてはいけないことは無くなりません。 今日やらずに過ぎても、明日はまた同じことです。
何か少しでもヒントになるような事、実行できそうなことがありましたらアドバイスよろしくお願いいたします。
専門家からの回答
こんにちは、高田と申します。
娘さんに対して叱ってしまうことに悩んでしまうのですね。
確かに最初は穏やかに対応することが出来ても、行動するまでに時間がかかるとイライラしてしまうと思います。
特に朝や夕食時等、忙しい時間帯は穏やかに対応することが難しいですよね。
3歳のお子さんに対して怒ったり、きつい口調になったりするのはどのお母さんでも多かれ少なかれあると思います。
むしろ、1日1回というのはとても少ない方のように感じます。
abさんはお子さんと穏やかに向き合いたい、怒らずに落ち着いて対応したいという思いの強い、とても素晴らしいお母さんですね。
ただ、まだ3歳とのことですので、自分で時間をみて行動したり、遊びたい欲求よりしなくてはいけないことを優先したりするのは少し難しいかなと感じます。
「歯磨きをしよう」「寝室に行こう」等、abさんが行動を促したり、一緒に取り組んだりするとスムーズに行動できるかもしれません。
また、規定の時間になったら切れるようテレビ等にタイマーをかける、規定の時間にアラームを鳴らす等して、「これでおしまい」というサインをはっきり出すのも分かりやすいと思います。
ホワイトボード等に歯磨き、手洗い等、しなくてはいけないことを一覧にし、終わったらマグネットを裏返す、シールを貼る等、楽しみつつ、視覚的に何をしなければいけないのか、どれが終っていないのか等、確認出来るとお子さんんも分かりやすいかもしれませんね。
口で指示をしたり、怒ったりするということは親もエネルギーを使いますし、子どもにも伝わりにくい傾向があるように感じます。
スムーズに行動出来るような環境を整えると双方にとってストレスが軽減されるかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
abさんとabさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。
専門家からの回答
こんにちは。
みんな怒鳴ったり脅したりご褒美で釣ったり実力行使したりして何とか毎日を乗り切っているので普通だとは思いますので、3歳ならみんなそんなもんじゃないの?とも思います。何を言われなくてもやることをきちんきちんとやるというのは大人でも難しいものだと思います。子供は時間の感覚もあいまいで、時計を読むことも難しく、段取りをたてることも難しいです。遊んでいたらもう30分経過しているというのが分からない場合もあります。砂時計を用意して、今は遊んでいるけど、この砂時計が全部落ちたらこれこれをしようとかいうのもわかりやすいかもしれません。
また何もかも全部自分でやれというのではなく、ママも歯磨きするし一緒にやらない?という感じとか、今の段階ではママが全部磨いてあげるでもいいと思います。
やるべきことをイラストでマグネットに書いてホワイトボードに貼り、できたら、花丸のついたマグネットを横に張るとか、できたものは裏返すとかで、視覚的にやることをリストアップする、あと何が残っているのかをわかりやすくする、自分で達成感を得やすくするというのもあるかもしれません。
親子で約束をすることについてですが、親から持ちかけて結ばせた約束を子供に守らせるのは、子供にとっては合点が行かない面もあるかもしれません。これを買ってほしい!毎日このお手伝いをするって約束するから1ヶ月守れたら買って!というような、子供の方から持ちかけてきた約束なら守ろうとするでしょう。親からしたら、早く寝るのも歯を磨くのも子供自身の健康のためだから当然やるべきことであるという感覚ではありますが、子供にとってはどういうメリットがあるのかいまいちよく分かっていない場合もあるので、親からお願いするぐらいでもいいのかもしれません。そのうち自分で必要性が分かって親が言わなくてもやるときが来ると思います。
自立は重要なことですし、日常生活動作の自立をすることなしに、頭も良くならないし勉強もできない・・・というようなことを言っている人もいますが、逆に、4人の子供がいるある母親は、自分の子供が18歳で大学受験するまでずっと、勉強スケジュールを管理し、持ち物も母親が用意し、送り迎えし、朝は靴下まで履かせてやり、歯の仕上げ磨きも長い間やっていたのだそうです。家事の手伝いもさせなかったと。子供たちは全員東大医学部に入り、実家を離れ下宿生活をしているそうですが、家事は大学合格してから習い、特に苦労せず生活しているのだそうです。これは極端な例と思いますが、3歳の時点で何もかもできていなくてはならないというわけではないと思います。やらなければならないことの一つでもうまくいったら褒めること、そしてご自身のことも褒めてあげてください。これができるからあなたはすごい、愛しているではなく、できてもできなくても愛していると、お子さんが実感できると理想的だと思います。