2024/9/19 18:09:06
8歳の娘が11歳のお兄ちゃんと些細な事(少しぶつかった、睨まれた)…
8歳の娘が11歳のお兄ちゃんと些細な事(少しぶつかった、睨まれた)でよく喧嘩をします。
些細な事なのに娘はお兄ちゃんに暴力をふるいます。
暴力はだめ、と注意してもおにいちゃんが悪いから自分は悪くない、と絶対に謝らず、暴力もやめないのです。
兄妹喧嘩はどこまで口を挟めばいいでしょうか。また、暴力はどのように注意したらいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
8歳の娘が11歳のお兄ちゃんと些細な事(少しぶつかった、睨まれた)でよく喧嘩をします。
些細な事なのに娘はお兄ちゃんに暴力をふるいます。
暴力はだめ、と注意してもおにいちゃんが悪いから自分は悪くない、と絶対に謝らず、暴力もやめないのです。
兄妹喧嘩はどこまで口を挟めばいいでしょうか。また、暴力はどのように注意したらいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
専門家からの回答
こんにちは。
「お兄ちゃんだから我慢しなさい」とも言いたくないし、「妹のくせに」「女の子のくせに」とも言いたくないですよね。ご苦労されていることとお察しします。
きょうだいげんかの原則は、「親は裁判官にならない。どちらかに肩入れしない」と言われています。2人がいる場面ではどちらが悪いとかジャッジせず、引き離す、個別にフォローするということになります。2人が同時にいる場面で、どっちが悪い、こっちも悪いなどと言うと、双方に不満が残ることがあります。
また、望ましくない行動に対しては、「気持ちは分かるが、行動は許さない」ということが原則になります。
注意をするときは、本人のプライドを傷つけないようにし、褒めること7割、叱ること3割ぐらいでいくとよいといったことが、会社などでの人間関係でも言われております。
一度、娘さんと1対一で、落ち着いて話ができる状況で、以下のような話をされてみても良いのかもしれません。
「毎日、学校とか外とかで、本当に頑張っているよね。(先生がこんなことで褒めていた、友達のお母さんからこんなエピソードを聞いた、手伝いをしてくれて助かったなどのエピソードをあげて褒めて)いつもありがとう。去年のあなたと比べたら本当に成長したよね。(赤ちゃんの頃の写真を一緒に見るなど、本人の過去の姿と比較するなどして成長を振り返らせる。愛されてきた成長過程を思いだささせる)
でも、あなたがお兄ちゃんに暴力をふるうのを見るとお母さんはつらいんだよ(「あなたは間違っている」、というYOUメッセージではなく、「私が嫌なんだ」というIメッセージで)あなたも大切だし、お兄ちゃんもお母さんの大切な子供だし、一緒に生活する家族、仲間、見方だから。仲良く気持ちよく暮らしたい。
暴力をしたくなったときのあなたの気持ちはどんな気持ち?(イライラする、相手から攻撃されたと感じる、自分が損をしているような気がする、他の事ですでにイライラしていたところにお兄ちゃんが爆発のきっかけを作ったなど、言語化してみて)
その気持ちは分かるよ。気持ちは分かるけど、行動は許さない。一緒に生活する仲間、家族として、あなたの暴力は許容できない。私もつらいし、暴力で発散する方法は、自分の気持ちも傷つけるし、今後ずっとやっていくわけにはいかない。他の方法で気持ちをコントロールする方法を見つけていきたい。
家族だから甘えるのもいい、外で頑張っている分、家で発散するのもある程度仕方がないけど、暴力はやめてほしい。お兄ちゃんは今は許してくれているけど、それって正しいことかな?あなたも、暴力すれば気持ちが本当にすきっとするのかな?他に発散できる方法はないかな?
大人も、疲れていたり、他のことでいっぱいいっぱいなときに、何か嫌なことが起こると、イライラのバケツがどばーんと溢れちゃうことがあるんだ。もしかしたらあなたたちに八つ当たりしちゃったこともあるかもしれない。あなたの中のイライラのバケツは今どのぐらい?もともといっぱいいっぱいに近かったから、お兄ちゃんの些細な事で爆発しちゃうんじゃない?イライラの原因は何かな?何か楽にできる方法はないかな?」
もし、本人が、以前なら暴力行為が出ていたような場面で我慢ができたら、すかさず褒める、ご褒美を与える、お兄ちゃんも褒める、といったこともいいかもしれません。