3歳1ヶ月の息子がいるのですが、2歳半頃から昼寝しない日がでてきて…

こんにちは。

生活リズムといっても、毎日毎日、子供に合わせてハンコで押したように同じような時間に同じようなことをして生活することは難しいですし、そんなことを目指す必要もないと思います。

夜驚症とか睡眠時驚愕症などといって、怖い体験をした後にパニック状態で泣くといったようなことが言われることがあります。しかし、「こんな体験をしたら、刺激が強すぎて、夜にまた泣くのでは？」とか考えて、刺激を避けて平坦な毎日を過ごすのが正解かというと、そんなことはないと思います。

保育園に行っていても、昼寝の時間にみんなが揃って寝るわけでもなく、保育園に行っている子がみんな夜はぐっすり寝てよい子にしているかというとそういうわけでもないと思います。

寝るということには、脳と体の成長が必要です。だから未熟な子供も、年老いて心身の機能がおとろえている高齢者も、うまく寝ることが難しいです。

心身が未熟な子供にとっては、寝ることも難しいし、眠り続けることも難しい、眠りに入るときの感じが怖く感じて泣く場合もあるし、夢を見て泣くこともあるし、睡眠の深さが変わるときに泣いてしまう場合もあると思います。

私自身、9歳と7歳の子供がいますが、この子たちが3歳ぐらいの時、何時に寝て何時に起きていたか、もう記憶がないですし、大人の都合に合わせて子供が小学生ぐらいになったら、3歳の時に何をどうしていたから良い子に育ったとか、問題を起こすようになったとか、関係ないと思います。私自身の育児で覚えていることといえば、とにかく自分が休みたいので、昼寝をしてくれたらこれ幸いとばかり、何時間でも寝かせたままにしていました。食事時間でも寝ていたら起こさずに寝かせ続けていました。昼寝しすぎて夜寝ないこともありましたが、まあ・・・夜は暗くして相手にしない、ぐらいの感じでいました。

要するに、「あまり気にせず、成長を待つぐらいの感じでいいと思います。お母さんのせいで泣くとか考えなくていいと思います」ということです。

たとえ、毎日何時から何時まで強制的に寝かせるとか決めて、一時的にうまくいったとしても、成長して数か月したら、また事情は変わってくるかもしれないです。体調を崩して寝られない日もあるかもしれないし、新しい体験をして興奮して眠れない日もあるかもしれません。昼寝をしたらしたで、起こしたら不機嫌になる子もいますし、「何時から昼寝の時間だから、この外出は無理だな」と思ったりするのも大変だと思います。

何時から何時まで昼寝、と決める必要はないと思いますが、午後の適当な時間に、「寝るか寝ないかはどっちでもいいが、活動のトーンを落として、薄暗くして、テレビとかは消し、ゴロンと親子で横になって、穏やかに過ごす時間を作る。親子ともに休憩する」というような感じでもいいのかもしれません。一日中、活発に活動するということではなく、休憩タイムをどこかで取っておくということです。