2019/5/27 12:09:55
息子がやっとイヤイヤ期になりました。あれもイヤ!これもイヤ!となに…
息子がやっとイヤイヤ期になりました。
あれもイヤ!これもイヤ!となにをするにもイヤイヤで天邪鬼が酷いのですが、「後からこうして欲しいって言ってくるんだろうなぁ」とわかってても、敢えてそれをしません。
例えばお菓子の時間に「このお菓子も食べない!要らない!」と言われて、後から欲しいと言われても「さっき要らないって言ったからもうないよ」と用意しなかったりします。お菓子だけでなく、おもちゃや食事でも、敢えて察しないというか、わざとそうしません。食事だって「もう要らない」と言われたら数十分もそのままにしておきません。「じゃあご馳走様して」と、さっさと片付けます。
周りからするとそれはすごく酷い母親だと思われているようです。
義母からは「〇〇くんイヤって言っちゃダメなんだって、可哀想ね」と息子にいうのですが、決してイヤイヤ言うのがダメなのではなく、イヤと言うならそうしないし、本当はそうして欲しいならそう言わなきゃダメよって教えたいんです。
わたしは厳しすぎるのでしょうか?
専門家からの回答
さくらさん、こんにちは。中山と申します。
毎日の子育て、お疲れさまです。
さて、お子さんへの対応が厳しすぎるのではないかと悩んでいらっしゃるのですね。
いらないと言ったら「じゃあごちそうさまだよ」と片付けてしまう、その後は泣いてもあげない。この対応自体は、間違っていないと思いますよ。食事の時間を区切ったりするのに、私もやりますよ。
ただ、できればその前に一つ、気持ちに寄り添うという行為を入れてあげるとベストだと思います。
イヤイヤを言っている最中は、お子さん自体も自分の気持ちが収まらない時です。その時に言われたことは、しっかり理解できないことも多いですからね。
ですから、イヤイヤを言い出したらまず、「もうお腹いっぱいなんだね」「これがほしかったんだね」「これが嫌だったんだね」と、お子さんの気持ちに寄り添ってあげてください。そして、できれば一度抱きしめてあげてください。「あなたの気持ち、わかっているからね」と、お子さんに言葉と態度で伝えてあげます。
そのうえで、じゃあどうするかをお子さんに聞いてみてください。
例えばお菓子やご飯だったら、「どうする?ごちそうさまする?まだ食べる?」と一度お子さんに考えるチャンスをあげてください。
この時に「もういらない」と言えば、お母さんがいつもなさっているように片付けてしまって良いでしょう。お子さんが決めたことですからね。
でも、「まだ欲しい」と言えば、あげてください。
イヤイヤ自体は、お子さんもしたくてしているのではなく、自分でどうにもできなくてなってしまうものでもあります。ですから、お子さんの本当の気持ちではないと思って、一度お母さんが折れてあげてください。
寄り添って落ちついた後であれば、本音が話せると思いますからね。
お母さんが一貫した態度をとっていくのは、子育てにおいては大事なことです。言ったことを守る、約束を守る、ということは、できるようでなかなか難しいことですからね。
ただ、産まれてまだ数年のお子さんですから、大人と同じようにはいきません。ですから、ほんのちょっとお母さんが折れてあげて、一度は気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
その方が、イヤイヤ期もスムーズに乗り越えていけると思いますよ。