2019/6/10 12:01:14
はじめまして。3歳と1歳の娘の母です。ご相談は、3歳の娘のことです…
はじめまして。
3歳と1歳の娘の母です。
ご相談は、3歳の娘のことです。
普段から割と言うとこを聞いてくれたり、イヤイヤ期もさほど手がかからなかったり、周りからも手のかからなさを羨ましがられています。
ですが、それが気がかりになってきました。
娘は、自分の気持ちを押し殺して親の前で良い子を演じているように感じるのです。
私が作ったご飯も、美味しい!と言って食べますが、実際はあまり箸が進んでおらず、本当は?と聞くと、美味しくない、と言います。
父が買ってきた歯磨き粉を付けて歯を磨くと、はじめは美味しい!と言っていましたが、それから歯磨き粉を付けるのを嫌がるようになり、本当は美味しくないの?と聞くと、うん。と答えました。
親が悲しむ姿を見たくない一心で、娘は心にもないことを言ってしまうのかと思うと、胸が痛みます。
幼稚園についても、楽しい?と聞けば楽しいと答えてくるのですが、これも親の顔色を伺って答えているのかもしれないと思い、本人の気持ちが分かりません。
友人に話しをしても、そんなことないよ〜とか、大丈夫!などと言われることが目に見えているので、できればこれから先、親がどう接していけば良いのか、今まで何がダメだったのか、そして娘はいい子症候群の可能性があるのか、今の心の状態なども、聞かせていただけると幸いです。
専門家からの回答
およさん、こんにちは。中山と申します。
毎日の子育て、お疲れさまです。
さて、手がかからなかったお子さん、とても助かりますが、心配でもありますよね。
お母さんがおっしゃるように、自分の気持ちを出せずに我慢していたりすることもあるのだと思います。妹さんもいますから、余計に我慢してしまっているのかもしれませんね。
手のかからない、おりこうなお子さんは、どうしても関わりが少なくなってしまいます。声をかけたり、手を出したりしなくても、問題なく生活ができるからですね。
ですから、今までよりちょっと意識して、お子さんのしていることに対して言葉をかけてあげてください。
特に、「褒める」というよりも「認める」ことが大切です。
「〇〇ちゃんの絵は、いろんな色があるね」
「お茶碗をちゃんと持って食べられるんだね」
「靴をキレイに揃えられるんだね」
と、お子さんがしていることで、素敵だな、嬉しいな、この子の良いところだな、と思うところを、具体的に言葉で伝えてあげてください。
「上手だね」「えらいね」と褒めるのではなく、お子さんのやっていることをそのまま言葉にして伝えてあげれば良いですよ。
それだけで、お子さんは自分のしていることに自信を持つことができると思います。ありのままの姿を認めてあげることで、自分を正直に表現していいんだと思えますからね。
また、お子さんにいろんなことを質問をしてみるのも良いでしょう。
「今日のご飯はカレーかシチューにしようと思うんだけど、〇〇ちゃんはどっちがいい?」
「このおかず、ママは好きなんだけど、〇〇ちゃんはどのおかずが好き?」
などですね。食べ物のことばかりですみません。
お子さんが、自分の意見を自然と言える場面を作ってあげると良いと思います。
お母さん自身も、自分の意見を素直に話したりできると良いですね。
もし、今のお子さんがウソかなと思うことを話しても、「そうなんだね」と受け止めてあげてくださいね。他にも何か言いたそうな素振りをしていたら、その先を聞いてあげると良いと思います。
ウソかどうかを疑う必要はありません。疑われるのは、一番悲しいですからね。今のままのお子さんは、今のまましっかり受け止めてあげてください。
お子さんを認めてあげる言葉がけ、感謝の言葉、スキンシップなど、日ごろ当たり前だけどちょっと忘れてしまいがちなことを、少し意識して増やしてあげるだけで良いです。
お子さんが、我慢せずに自分の気持ちを表現していってくれるようになると良いですね。
お返事いただき、
ありがとうございました。
どう接して良いのか不安になっていたので、具体的に示していただいて助かりました。
明日から実践していきたいです。
疑うこと、悲しいですね。
嘘をつくことは悪いことだと思っていたので、疑ってしまいました。
受け止めていれば、いつか嘘をつかずに正直に話をしてくれるのかなと思いました。
また何かあった時は、よろしくお願いいたします(^^)