2019/5/5 16:17:43
小学2年生になる子がいまだに夜泣きをするので心配です。
子どもは3人いるのですが、2番目の子が現在小学2年生になるのに、まだ夜泣きをします。
夜泣きというか寝惚けているのか、起きた瞬間に大声を出したり訳のわからないことを言い出します。
周りにはそうゆう子はいないし、いつになったら落ち着いてくれるのか不安です。
子どもは3人いるのですが、2番目の子が現在小学2年生になるのに、まだ夜泣きをします。
夜泣きというか寝惚けているのか、起きた瞬間に大声を出したり訳のわからないことを言い出します。
周りにはそうゆう子はいないし、いつになったら落ち着いてくれるのか不安です。
専門家からの回答
はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。
●最も考えられうるのは、夜驚症(やきょうしょう)でしょうか。そのほかに、悪夢、てんかんなどの可能性があるかと思います。
※ 寝ついてからいつ頃に起きるのか、起きたことを娘さんが覚えているか、起きているときの詳しい状況など、詳細はわかりかねますので、あくまで推察です。
●夜驚症の場合は、寝付いてから2−3時間ほどで起きます。叫んだりしているのを、止めることもできません。なだめても意味がないのです。ひたすら近くにいてあげて危険な行動がないかだけ注意して、終わるのを待つしかありません。
本人は起きたことを覚えていません。
朝になって、昨日のはなんだったの?と掘り返すのは意味がないですし、逆にストレスになって、余計に悪化するのでやめてください。
何かが怖い、という対象もはっきりしていませんので、原因を犯人探しするのもナンセンスです。対策としては、できる範囲で、ストレスフリーな日常生活を送らせてあげることぐらいです。
もし毎日同じ時間に発症する場合、発症の15分前ぐらいにちょっと起こしてあげると、防げる場合もありますが100%ではありません。試せるなら試してみても良いです。
●悪夢の場合は、夜驚症と違って、何か恐怖の対象がはっきりしている場合が多いです。
睡眠が浅くなっときに、壁の模様がオバケみたいに見えて怖い、というのであれば、じゃぁオバケを退治するスプレーをここにおいておくね(ただの霧吹きとか)とか、枕の下にこのおまじないの紙を入れておくと大丈夫だよ、とか、話し合って対策ができます。
●てんかんについては、初めから強く疑うものではありません。が、ガクガク震えて泡をふくような動作だけがてんかんではありません。てんかんは、このような睡眠障害を引き起こすこともありうる、ということです。
もし長く続く場合や、日中も様子がおかしいことがあれば、脳波検査や頭部のMRI検査などができる医療機関に相談することも、悪くないと思います。
検査で異常がなくても、てんかんを否定できるわけではないのですが、現状評価という点では良いでしょう。
少しでもお力になれれば幸いです。