2019/6/25 16:07:32
現在、小学5年生(10歳)の女の子ですが、上手くいかないと物を投げ…
現在、小学5年生(10歳)の女の子ですが、上手くいかないと物を投げたり投げやりになって、「どうせどうせ」が口癖になっており、いじけてしまうことが多く、困っています。学校では、そういうことはないらしく、正義感が強く真面目でしっかりしているイメージで見られているようです。
弟(3歳)がおり、イヤイヤ期だからということもあるとは思いますが、思い通りにいかないと「 もういいもん」といじけだし、物をわざとテーブルから落としたり投げたりします。しまいにはマイナスな気持ちから立ち直れなくなってしまい、保育園の先生を困らせることもよくあります。いじけ方が姉と似すぎていて、姉の真似をしているんだと思うので、まず姉を何とかしたいのですが、どうすれば効果的なのでしょうか?
専門家からの回答
aonotokageさん、こんにちは。中山と申します。
毎日の子育て、お疲れさまです。
さて、上のお姉ちゃんが、お家でいじけてしまうことが多いのですね。
学校では真面目でしっかり者ということですから、きっと頑張っているのでしょう。
「上手だね」「すごいね」と褒められる機会も多いのではないでしょうか。
でも、もしかしたらお子さんは、「そんなことない」「上手じゃない」と不安に思っているのかもしれません。なのに、みんなが褒めてくれるからと、ちょっと頑張りすぎているのかもしれませんね。
ですからまずは、お子さんの不安な気持ちを受け止めてあげましょうね。「そうなんだね、ここがうまくいかなかったんだね」と、気持ちに寄り添ってあげてください。
そして、ぜひお子さんを「褒める」のではなく「認める」声かけをしてあげてください。「上手だね」「すごいね」ではなく、具体的に、お子さんの良いところを伝えてあげるのです。
例えば「字が丁寧に書けるね」「靴がちゃんと揃えられるね」「返事がしっかりできるね」など、良いところを言葉で教えてあげるということです。
ただ「上手だね」だと、お子さんは「そんなことない」と思ってしまうかもしれません。それよりは「お母さんは、ここがとても好きだな」「〇〇がステキだな」と具体的に伝えてあげる方が、お子さんも自信が持てると思います。
「どうせどうせ」という言葉は、不安や自信のなさから来ているかもしれません。
そんな時は、「そうなんだね、ここがうまくいかなかったんだね。でも、お母さんはここが良いと思うよ」と、お子さんの気持ちを認めながら、良いところを伝えてあげると良いですね。そうすると、自分のことを認めてもらえて安心できると思います。
下のお子さんに関しても同様です。イヤイヤとなってしまう気持ちを受け止めて、認めてあげてくださいね。
学校で頑張っている分、お家ではちょっと弱音を見せたいこともあると思います。お子さんの気持ちを受け止めてあげながら、少しずつ自信をつけていってあげてくださいね。