2019/6/26 13:41:09

添い乳のデメリットはありますか?やめ時やめ方も教えてください。

とも
とも / 45歳 / 女性 /

生後3カ月の女児を育てています。生後1ヶ月から添い乳で寝かし付けています。夜間1回から2回泣くのでその度に添い乳しています。布団から出なくてすみ楽なのですが、添い乳のデメリットはありますか?また添い乳の辞め時、辞め方を教えてください。

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    専門家からの回答

  1. 仮登録名 白井沙良子 2019-06-26 15:15:31
    • 医師(小児科)
    • ●日本小児科学会専門医
    • ●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント

    はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。

    ●乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクの一つに添い寝が含まれていることからは、睡眠コンサルタントとしてはオススメはできません。
    といっても、なぜ添い寝や添い乳がSIDSのリスクになるのか、メカニズムはわかっていません。体温が異常に上がることもSIDSの原因といわれているので、添い寝や添い乳が、赤ちゃんの適切な体温調節を妨げる可能性はあります。

    ●が、お母さんも一番体力的にしんどい時期、まったく添い寝や添い乳をするなというのも、酷かと思います。

    せめてそれ以外のSIDSのリスクを少しでも排除したうえで、添い寝や添い乳をする、という対策を取るならよいと思います。

    家族の禁煙、大人用の寝具には寝かせない(子供が子供用の寝具で寝ているとなりで、大人が寝るのは良しとする)、ベッドガードは使わない(複数の死亡事故の報告あり)、うつぶせ寝にさせない、最低限の寝具以外には何も置かない(SIDS予防のためには、枕や布団なども一切置かないように学会は勧告を出しています)…などです。

    ●なので、辞めどき、というよりも、辞められるならいつでも辞めたほうがベストです。
     
    そのほかのデメリットとしては、添い乳=睡眠、になってしまうと、なかなか一人で寝付ける力がいつまでもつかず、1歳近くなっても夜泣きに苦労したり、質の良い睡眠が確保しづらい確率が高いです。

    添い乳だけでなく、おっぱい=睡眠、にならないためには、まずは、乳首をくわえていても母乳は飲んでないな、と思った時点ですぐおっぱいを離す→泣いたらまたくわえさせるけども、また同様にすぐ離す…を根気よく繰り返すところからスタートします。
    そのうち徐々に、そもそもおっぱいをあげなくとも、抱っこだけ、とんとんだけ、声掛けだけ…などで寝付く練習をしていくイメージです。

    ただ3ヶ月の時点ではまだしばらく夜間授乳も医学的に必要な時期なので、むりやり、おっぱい無しで寝付くことを優先しすぎないでください。

    ●このほか、安全な睡眠環境などなど、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
    https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/

    少しでもお力になれれば幸いです。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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