2019/7/5 15:43:38
5歳の娘はとにかく執着心が強くいじわるです。正すべきでしょうか。
5才の女の子の母です。娘の性格がとにかく執着心が強く、言い方が悪いですが粘着質でいじわるです。特にお友達に対してつきまとったり、マウンティングしたり…。また、着飾ることが好きなのですがそれもお友達から注目を集めたい一心でやっています。
これは娘の性格として受け入れたほうがいいのか、正してあげるほうがいいのでしょうか。正直娘と性格があわずとてもしんどいです。
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5才の女の子の母です。娘の性格がとにかく執着心が強く、言い方が悪いですが粘着質でいじわるです。特にお友達に対してつきまとったり、マウンティングしたり…。また、着飾ることが好きなのですがそれもお友達から注目を集めたい一心でやっています。
これは娘の性格として受け入れたほうがいいのか、正してあげるほうがいいのでしょうか。正直娘と性格があわずとてもしんどいです。
専門家からの回答
こんにちは。
臨床発達心理士の春野瞳子です。
子育てお疲れ様です。
性格が合わずしんどい思いをなさっているようですが、そもそも親と子は別人格。自分の思うようには育ちません。
毎日の生活の中で、お子さんの悪い面が気なっているご様子ですが、長所と短所は表裏一体なので、お子様の事を逆の方から考えてみました。
きっと好きな事や好きな物がはっきりしていて、自己主張が強く粘り強い、将来が楽しみな一面をお持ちなのではないでしょうか。だからこういう側面がプラスに働けば、世の中を動かす素晴らしい大人になりますよ。
さて、それならプラスに働かせるためには、どうすればいいのか。
お子さんの行動は、お母様のおっしゃっているように、『注目要求』だと思います。
「私を見て」「私にかまって」「私のこと好きになって」という思いがこういう行動をとらせるのですね。
一見、意地悪に見える行動やマウンティング(人の上位にいたがる)に表れていますので、そんなことをしなくてもちゃんと自分は愛されてる、認められてる、と思えば問題になる行動は軽減します。
友達と遊んでいるとき、意地悪をしてしまう前に「仲良く遊べてるね」と声をかける。
ごめんねとかありがとうとかいう場面では、言った後すぐに「上手に言えたね」「すぐに言えるて賢かったね」「そんな子大好き」など言葉をかける。
着飾ってなくても「笑顔がかわいい」「しぐさがかわいい」「生まれて来てくれてありがとう」など毎日一度言い続ける。
子どもというものは、お母様が気になる行動を注意してばかりだと「お母さんは私の事が嫌いなんだ」と思ってしまうので、ますますいけないことをして、注目を集め、叱られることで自分の存在意義を確かめようとします。
何事も先手必勝ですが、もしもダメなことをしたときは短く「ダメ」と注意して、そのあとどうすればよかったのかを一緒に考えてください。ダメだと注意するだけではもっとひどいことをして注目を得ようとしますから、「こうすればわかってもらえる」ということを教えて、できた時にはしっかりと褒める、そのことでいい行動が身についていきます。
まずは、お子さんのいい所見つけから始めてみませんか?
少しでもお力になれれば幸いです。
専門家からの回答
こんにちは。
5歳で口が立ってくると、女の子はそういった一面を見せることがあるといいますが、個人差がある中でも少し強く出てしまっているのかもしれませんね。
今後小学校に上がっていくにあたって、お子さんが自分で経験しながら性格的なところを正していくこともあるかもしれませんが、まだ5歳ですから、お母さんが正してあげた方がいいでしょう。性格として受け入れるには早すぎるかと思いますし、受け入れたとして、今後お母さんもしんどい思いをしながら子育てしていかなくてはいけません。就学前に正してあげられるよう、していいこと、されたら嫌なこと、してはいけないことの区別を大変だとは思いますがその都度教えてあげてください。