2019/7/12 15:49:56

2歳の息子がいます。お昼寝について教えてください。

yuttan3696 /

2歳の息子がいます。
最近、お昼寝をするタイミングがずれています。
本人もお昼前からお昼ご飯の後に、眠そうにしているのですが、中々寝ません。
ついこの間までは、ベッドに行くと寝てくれていたのですが、最近はベッドに行くのも嫌と言います。
眠いのに寝ないので、機嫌も尚更悪くなって、わざとにおもちゃを投げたり、イタズラしたりします。
怒ると余計にするので、あまり怒らないように注意していますが、毎日こんな感じだとお昼頃がとても憂鬱になってしまいます。
そして、限界がきて夕方に寝てしまうことが多々あり、困っています。
車に乗って出かけたりすると、すぐ寝てくれるのですが…。

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    専門家からの回答

  1. 仮登録名 白井沙良子 2019-07-12 16:34:01
    • 医師(小児科)
    • ●日本小児科学会専門医
    • ●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント

    はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。

    2歳ではまだほとんどのお子さんが、昼寝が必要な状態です。
    が、自我もでてきて、寝るのを嫌がるなどという行為は、よくみられます。

    ●まず時間ですが、日中寝は2時間、夜は11時間の睡眠時間がベストです。
    夜の睡眠時間が確保出来ていなければ、もう少し長く昼寝が必要な場合もあります。

    昼寝のタイミングも大事です。これには「活動時間」が影響してきます。
    活動時間とは、脳も体も無理なく活動できる時間です。
    個人差はありますが、2歳でも、一度おきて6時間ほどたつと、
    脳や体が疲れて睡眠を必要とします。
    この活動時間を大幅にすぎないあたりで、寝かしつけに入れるとベストです。

    よく言われる、アクビをしたり、目をこすったりといった行為が見られる段階では、
    寝かしつけにはおそいと言われています。
    発話がすくなくなる、ぼーっと遠くをみている、おもちゃへの反応が少なくなるなど、
    お子さん特有の「眠くなる一歩手前のサイン」があります。
    それを見極めて、なるべく早いサインの段階で寝かしつけることで、
    寝付きが良くなると言われます。

    お子さんの場合、昼ごはんの前からすでに眠そうということで、
    寝かしつけのタイミングが遅いのでは、と察します。
    また、夜の睡眠時間も確保できておらず、日中に疲れがでているのかもしれません。
    少し今より早めに昼ごはん、寝かしつけをトライしてみてもよいかもしれません。

    ●なぜお昼寝をしないといけないのか、をお子さんに話してみるのも良いです。
    2歳でどこまでわかるの・・・と思うかもしれませんが、
    正しく伝えれば、意外を多くを理解します。
    お昼寝しないと、◯◯くんが疲れちゃうから、ママ心配。
    いっぱいお昼寝したら、起きてからまたいっぱい遊べるよ。
    お子さんのキャラクターもありなすので、お母さんが一番理解してくれそうだな、
    と思う理由を伝えてあげてください。

    また、2歳だとお子さまからはうまく伝えられませんが、
    ベッドや寝室に対する恐怖感があることもあります。
    暗いからこわかった、部屋の模様がおばけみたいにみえるから嫌だった、
    など、年齢があがるとなんだ!そんなことだったの!というような理由もあります。
    日中なんでもないときでも、ベッドのうえで絵本を読んだり遊んだりする時間をつくることで、ベッドや寝室は怖くない場所だよ、ということを伝えてあげるのも大事です。

    ●それでも、どうしても昼に寝ない、というときは、
    すくなくとも昼食後に静かに遊ぶようにする(部屋を暗めにして、テレビは消すなど)こと、夕方に45~60分程度の短い睡眠をはさむことで、
    夜までのグズグズを回避することができます。

    この場合、多少、夜寝る時間が普段より遅くなっても良いです。
    昼過ぎからずっと起きて、脳や体が疲れ切った状態で夕方や夜を迎えて、
    夜の寝付きが悪くなったりするよりはよっぽど良いです。

    ●ここに書けるのは、睡眠の基礎のほんの一部です。
    書籍も様々ありますが、きちんと科学に基づいた情報は、私と同じくIMPI睡眠コンサルタントである、愛波さんの情報を参考にしてください。
    https://books.rakuten.co.jp/rb/15444749/

    少しでもお力になれれば幸いです。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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