2019/7/12 20:11:54

6ヶ月の娘がいます。まだ寝返りがえりができないのですが、うつぶせ寝…

ぴよ
ぴよ / 31歳 / 女性 /

6ヶ月の娘がいます。まだ寝返りがえりができないのですが、うつぶせ寝ばかりしてしまい夜中もそれが原因で何度も起きてしまいます。寝かしつけのときは極力仰向けかせめて横向きで寝かせるのですが、寝返りをしてそのまま起き上がってしまったりぎりぎり息ができるくらいに顔を布団にくっつけて寝ています。心配で夜中も気になって満足に寝られず寝不足の日々です。枕は使わずタオルや窒息の危険があるものは置いていませんが、布団はかけるので万が一のことを考えると不安です。どうしたらいいのでしょうか。

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    専門家からの回答

  1. 仮登録名 白井沙良子 2019-07-12 21:17:01
    • 医師(小児科)
    • ●日本小児科学会専門医
    • ●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント

    はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。

    ●たしかに、うつ伏せは乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクの一つです。避けられればベストですが、100%避けることは難しいです。

    寝返りがえり、までできていればさらに安心ですが、
    寝返りがえりができないまま、つかまり立ちして1歳を迎えるようなお子さんもいますので、
    寝返りがえりができるまで、お母様が夜中じゅう見張るわけにもいきません。

    しっかり首がすわり、ひとまず寝返りができていれば、うつ伏せで寝ていても仕方ない、としかしようがありません。

    ●そもそも、うつ伏せがSIDSのリスクと言われる理由(研究の根拠)は、SIDSで亡くなった赤ちゃんをあとから振り返ると、発見されたときの姿勢がうつ伏せが多かった、というものです。
    また、うつ伏せによって熱がこもりやすく、それが異常な高体温をひきおこしてSIDSの一因になるのではとも言われています。

    たしかに、うつ伏せ寝をやめよう、というキャンペーンをしてから、SIDSは減りました。ただし、それがうつ伏せ寝をやめただけの影響とは断言できません。
    SIDSのリスクは他にも様々ありますし(喫煙など)、もともとの赤ちゃんの疾患(遺伝子の変異など)も隠れているのではないかと言われています。

    ●うつ伏せ寝しても仕方ない、そのかわり、他の睡眠環境を安全に整えてあげることを意識します。

    SIDSは窒息とは異なる死因ですが、それでもやはり、毛布もふくめて、ベッドの中には何もいれないのが原則です。寝るときの服装だけでは寒いのが気になるならば、スリーパーを使ってください。

    ほかにも部屋の温度が高すぎないか(推奨は20度前半です)。家族全員の禁煙。大人の寝具で寝かせない。など、うつ伏せ寝以外で、SIDSのリスクになるような因子を、少しでも排除するよう心がける、ということです。 

    ●普段、うつ伏せに慣れていない子が、寝るときにうつ伏せになると、さらにSIDSのリスクが上がるとも言われています。その時の対策として、日中からtummy time、つまりうつ伏せの時間を積極的にとると良いと言われています。

    日中、お母様の目の届く時間と場所で、積極的にうつ伏せをさせてあげます。お母様が仰向けに寝て、お母様のお腹の上に、うつ伏せにしたお子様をのせてあげて、ゆらゆらしたり、遊びながらやっても良いです。

    少しでもお力になれれば幸いです。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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