2019/8/14 00:43:25
10歳娘です。幼児期は癇癪と天邪鬼などが酷く、市の相談室などにも行…
10歳娘です。
幼児期は癇癪と天邪鬼などが酷く、市の相談室などにも行っていました。
小学校に入って落ち着きましたが、10歳になってから第2次反抗期というものなのか、酷いです。
基本的にひねくれた考え方、答え方。
注意すれば、え?は?なんで?です。何を言っても会話が成立しない。低学年でもわかるような常識にも無視して突っかかってくる。約束を守れない。
相手を考えない言葉に何度泣いたかわかりません。(私が)
友達関係にも多少影響がありそうです。
まだ家庭内なら‥反抗期なら‥と我慢してきましたが、友達にも影響ありそうだったり、10歳の反抗期でここまで?!というような事ばかりです。
寛大な心で見守ればいいのでしょうか?子供のいけない部分を注意しなくていいのでしょうか。
わからなくなってしまいましたm(__)m
専門家からの回答
はじめまして、小児科医の白井です。
実際にお子さんの様子を拝見したわけではないので、
あくまで一般論としてお受け止めください。
●小学校中~高学年になってきて、いわゆる反抗期のはじまり、
つまり親に従わない態度をとること自体は、正常な発達・反応ではあります。
ただしその表現は様々で、個人差も大きいです。
それに対してどのように接するべきか、という絶対の正解もありません。
●一つ大切なことは、周り(とくに親)が一貫した態度をとる、ということです。
昨日はダメ、と言われて強く叱られたのに、今日はなんとなく流されて許された。
これだと、子どもは混乱するだけで、かえってフラストレーションがたまります。
また、子どもなりに理由がわからないと、納得して行動できないという面もあります。
お母さまが、これは許せない、ダメだ、と思うことについては、
理由を説明しつつ、明確にダメ、と何度でも一貫して伝え続けることは大事です。
伝え方も、言葉だけだと伝わりにくいけど、紙にかくと伝わりやすいなど、
お子さんによって響きやすい伝え方もちがってきます。
●また、女の子で小学校高学年にもなると、友達関係も繊細で複雑なものになり、
ちょっとした言葉のやりとりや態度で、変化していきます。
発達に特性がある場合、こうした微妙な言葉や態度のやりとりをつかめず、
友達とのトラブルが続いてしまうことも少なくありません。
その結果、親や先生に怒られたり、友達が少なくなったりして、
学校に通う事自体がいやになったり、自己肯定感がひくくなることにも繋がります。
幼児期に市の相談室などにも行かれていたということで、
一概には言えませんが、お子さまの発達の特性・キャラクターも、
今の状態に影響している可能性はあります。
これから親以外との付き合いも増えてきて、
色々と把握しきれない・対応しきれないことも多くなります。
あまりに友達とのトラブルが多くなる、などの場合は、
一度、発達や支援センターへの相談することも一つの手です。
少しでもお力になれれば幸いです。