2019/8/14 10:10:14
現在9才、もうすぐ10才になりますが、娘がいます。その娘の事なので…
現在9才、もうすぐ10才になりますが、娘がいます。
その娘の事なのですが、3才位の時にあった市町村の無料検診で発達障害じゃないかと保健婦さんに言われ、二次検診を受けました。二次検診では特に異常はないよと言われたのですが、保健婦さんは納得してくれなくて、ことばの教室に通ったり、年中の頃から言語療法や作業療法のトレーニングを受けに、小学校二年生の夏休みまで通いました。
私は元々いっぱいいっぱいになりやすく、イライラしがちな性格なのですが、、、娘が小さい頃よりそのいっぱいいっぱいになる事が多く、
いつか娘に手をあげないか心配でした。
手をあげなくても言葉の暴力も心配です。
娘は口が遅かった事が嘘のように年長位から口数が多くて、今現在も賑やかすぎる位によく喋ります。そして私が注意すると言い負かそうかの勢いでぶつかってくることが多くて、終わりの見えない口喧嘩が絶えなくてこちらも疲弊し、話もしたくないと思う位になりやすいんです。私は娘が発達障害だと言われた時でも接し方を特別にはしなかったんですが、、、発達障害だと言われた子供への接し方は変えないといけなかったんでしょうか?
最近では自分の方が発達障害じゃないのかなと思える程病む時があります。
専門家からの回答
はじめまして、小児科医の白井です。
●そもそも、発達障害だから接し方を変える、というのが大事なのではなく、「その子の特性・キャラクターを理解し、それにあわせた関わり方ができるか」が、ポイントです。
これは発達障害の有無にかかわらず、大事なポイントですが、発達障害のお子さんにとってはより一層大事になります。
なぜならば、発達障害のお子さんは、どうしても周囲から注意されたり怒られたりする機会が多く、それが自己肯定感の低さにつながります。
さらにそれが、うつ状態、反社会的行動など、様々な二次障害を生む可能性があるからです。
●もちろん、お子さんを一番見てくださっているのは親御さんですから、親御さんは無意識のうちに、お子さんに合わせた関わり方ができている場合も多いです。
一方で、発達に特性があると、育てにくいと感じる場面は必然的に多くなり、親子間の愛着障害につながることもあります。
また親御さんも発達に特性があることで、さらに育てにくさを感じやすくなるケースも、少なくありません。
また、これから小学校高学年になるにつれ、勉強も高度になり、さらに友達関係も繊細で複雑になります。
微妙な言葉のニュアンスをとらえきれない・他人との距離をつかめない中で、孤立してしまい、学校で過ごしにくくなりがちなのも、この頃からです。
●お子さんがいかに自己肯定感をそこなわず、学校や社会で活き活きとすごすためには、
ときには第三者からの客観的な評価やアドバイスが、非常に助けになる場合もあります。(保護者さまも発達障害の場合はとくに。)
医療機関への受診、療育、発達支援センターなどなど、地域によりますが様々な支援の形がありますので、
必要に応じてご相談を検討されるのもわるくないでしょう。
少しでもお力になれれば幸いです。