2019/10/12 18:46:52

1歳を過ぎてからお昼寝を全くしなくなりました。大丈夫でしょうか?

m.
m. / 41歳 / 女性 /

1歳10ヶ月になる息子の睡眠時間について相談です。

1歳になったころから昼寝を嫌がる息子をなんとか寝かせようと、早朝から散歩や公園遊びからの親子スイミングへ通っていましたが、1歳10ヶ月になる頃には昼寝を全くしなくなりました。

現在は、15:30お風呂・16:30夕食・17:30就寝で、翌朝5:30起床の生活を送っております。

この生活リズムは子どもの成長にとって良いのでしょうか?

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    専門家からの回答

  1. 仮登録名 白井沙良子 2019-10-12 20:47:31
    • 医師(小児科)
    • ●日本小児科学会専門医
    • ●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント

    はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。

    少しでもお力になれれば幸いです。

    1. 仮登録名 白井沙良子 2019-10-12 20:48:04
      • 医師(小児科)
      • ●日本小児科学会専門医
      • ●IPHI 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント

      はじめまして、小児科医・IMPI妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの白井です。

      医学的には、昼寝は4歳近くまで必要ですが、
      1歳を超えると自我もでてきて、なかなか難しいケースも多いです。
      下記に色々かきましたが、お母さまが物理的・心理的に無理のない範囲で取り入れていただけたら幸いです。

      ■子供には活動時間=脳や体が無理なく、元気に学び・遊べる時間、というものがあります。1歳半をすぎても5〜6時間くらいが目安です。つまり、一度起きてからこれくらいの時間になると、睡眠が必要です。

      この活動時間を意識して昼寝をさせることで、2歳くらいなら、昼は2時間・夜は11時間の睡眠時間が目安です。

      ■「昼寝しなくても、一日中元気に遊んでますけど?」という場合でも、それは疲れすぎて逆にハイになっているだけです。子供は疲れすぎると、逆に寝付きや睡眠の質が悪くなります。
      さらに脳や体が疲れすぎてしまうと、感情のコントロールや、遊びから学ぶ力に影響があると言われています。

      ■いただいたご情報だと、(夜泣きなどがあるかはわかりかねますが)夜は12時間寝られているようです。トータルの睡眠時間としては、本当はあと1〜2時間はほしいところです。
      お子様の脳や体の負担を考えると、やはり途中で1〜2時間の昼寝はほしいところです。

      昼寝をいきなりさせるのはかなり難しいですが、いくつか対策として挙げさせてください。

      ■午前中の疲れすぎを防ぐ
      疲れさせれば寝るだろう、はよくある勘違いです。医学的には、疲れすぎると、かえって寝付きを悪くするケースがあります。
      そもそも5時半起きで、早朝からの活動内容をみると、かなりハードな印象です。散歩、公園遊び、プールいずれももちろん続けるのは構いませんが、時間や内容を見直して、もう少し体への負担を軽くしてあげてもいいかもしれません。

      ■完全遮光
      物理的にできることとしては、カーテンなどでの「完全」遮光です。わずかな光漏れも、昼寝のしづらさに影響します。
      早朝起きも、光漏れが原因なことが多いです。
      今のスケジュールでは、かなり早朝に起きてしまっており、夕方に寝てしまうのは致し方ない状況になっているので、早朝起き自体を防ぐ対策としても良い方法です。

      ■安静時間をつくる
      昼寝させようと、寝かしつけてから20分くらいたっても全く寝ないときは、仕切り直しです。
      一度部屋を明るくして、再度時間をおいてまた寝かしつけトライするのも手です。が、それでもどうしても寝ないときは、静かな部屋で本を読む、話す声も小さめに、など、少しでも体への負荷がかかりにくい静かめの活動を心がけます。

      ■(スケジュール全体を遅くしたいなら)夕寝も考慮する
      早朝おき・夕方寝る、のスケジュールを、全体的に時間を遅くしたい場合は、上記以外に、夕寝も考慮してください。
      よく17時以後は寝かせてはだめ、という説がありますが、医学的な根拠はありません。むしろ、昼寝も全くしない疲れ切った状態でそのまま夜を迎えるよりは、一度、夕寝でリフレッシュすると、質の良い睡眠を夜にとれる可能性があります。

      どうしても昼寝をしない、でも寝る時間〜朝おきる時間は正直もう少し遅くしたい…という場合は、
      お風呂前や夕方などに、部屋を暗くして夕寝にトライしてみてください。疲労度や時間帯的には、昼寝よりも成功率が高い可能性があります。

      あまり長く寝すぎると、今度は夜の就寝時間が遅くなりすぎます。2歳近くの歳お子様の1回の睡眠サイクルは50〜60分前後のことが多いので、その1回のサイクルが終わった頃に、機嫌よく夕寝から起きるのがベストです。寝始めてから50 〜60分くらいたって、体をモゾモゾしだしたりしたら、部屋を明るくしたり・声をかけたりして、起こします。

      少しでもお力になれれば幸いです。

    2. m. m. 2019-10-12 22:15:34

      回答ありがとうございます

      ご指摘頂いた通り、午前中の活動がハード過ぎるのも原因の一つなのかもしれません。早速、静の活動も取り入れてみます。

      今まで昼寝をする時には泣きながら寝て2時間程昼寝をしていましたが、自ら起きてから1時間程機嫌が悪く泣きじゃくっておりました。これは、昼寝の質が悪いのでしょうか?

      また現在、昼食後の1時~3時までは昼寝へ向けて寝室に移動して絵本を読んだり横になって歌をうたったりしていますが寝ません…
      3時になっても寝ない時には早めの就寝に向けて昼寝を諦めていましたが、寝るまで続けた方がいいのでしょうか?
      夜の夜泣きはありません。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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