2019/5/14 14:20:06

野菜、ヨーグルトが嫌いな9歳の息子。貧血で病院にもかかてしまいました。

まさな
まさな / 38歳 / 女性 /

今年9歳になるうちの子ですが、とにかく好き嫌いがすごいです。
野菜全般に嫌いで、ヨーグルトも嫌い、好きなのは白ご飯です。
貧血が凄くて病院に行ったくらいです。
どうにかしてバランスの良い食事を食べさせたいです。

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    専門家からの回答

  1. 赤澤 裕子 赤澤 裕子 2019-05-16 10:55:55
    • 栄養士
    • 管理栄養士
    • 中学校教諭
    • 高等学校教諭

    息子さんの偏食でのお悩み、病院にかかるまでの貧血状態ということで親御さんとしても心配になりますね。

    まず、いくつかお聞きしたいことがあります。

    貧血で病院にかかられた時のお医者様や管理栄養士さんからの食事指導はありましたか?あったとしたら、どんな内容だったでしょうか?差し支えなければ教えていただけますでしょうか?

    また、息子さんは白ご飯ということですが、ご飯は、味付けご飯や炊き込みご飯はどうでしょうか?嫌がりますか?

    そして、給食はどうしていらっしゃるのでしょうか?

    1. 赤澤 裕子 赤澤 裕子 2019-05-18 07:58:01
      • 栄養士
      • 管理栄養士
      • 中学校教諭
      • 高等学校教諭

      何度もこちらからのアプローチですいません。

      「病院を受診された」ということでしたのできちんとした状況を把握した上でお応えしたく、一昨日は質問をさせていただきました。
       しかしプライベートなことでお応えにくいかと思い、一般的に言えることをお伝えさせていただくことにします。

      <貧血改善を目指して>
       貧血の改善のためには、鉄分が必要であることはよく耳にされるかと思います。
       鉄分が多い食品としては、レバーやひじきがありますね。加えて、より鉄の吸収率をアップさせてくれるのが野菜や果物、芋類に含まれるビタミンCです。また、鉄が含まれている赤血球を作り出すためには、しじみやあさりや鮭などに含まれるビタミンB12が必要で、その赤血球を正常に作るのに必要なものが緑黄色野菜に含まれる葉酸です。そして肉や魚、卵や乳製品などを一緒に食べると鉄の吸収が高まります。
       逆に、緑茶や紅茶コーヒーなどタンニンが含まれるものは鉄の吸収を悪くし、玄米やおからなどは不溶性食物繊維と一緒に鉄を排出し吸収を阻害しますので注意が必要です。
       このように、いろんな食べ物を食べることでお互いがさらに身体にとってよい働きをしているのです。
       このことからも「バランスよく食べたほうがいいですよ!」といわれる所以がわかりますね。
       何で好き嫌いをするとよくないか、あるいは、バランスよく食べる理由というのをまさなさんからお子さんにお話されることもとても大切なことと思います。
       お子さんに「『健康に元気でいてほしい』と思うから、『あなたのことを大切に思っている』から少しずつでいいので好き嫌いなく食べてほしい」という想いを伝えることも、食べることとを同じくらい心の栄養として私は大切だと思います。

      <嫌いな食べ物克服を目指して>
      お子さんの野菜嫌いには、形や色などの見た目や独特の香り、食感や舌ざわり、野菜 そのものの味や調味料との相性、味のしみ具合など他にも様々な理由があります。  まさなさんのお子さんの野菜が嫌いな理由は何でしょうか?
      まずは、その理由を探ってみられると改善の近道になると思います。
      食べられるようにする工夫としては次のようなものがあります。

      【苦手な食べ物(野菜・ヨーグルト)を食べられるようにする工夫】
      1.野菜の大きさを変える
        小さく刻む、摩り下ろすなど
      2.好きなおかずの中に加える
        カレーライスやハンバーグ、ミートローフやグラタン、炊き込みご飯やまぜご飯など
       
      お子さんは白いご飯がお好きということでしたので、ご飯のお供になるものから取り入れてみるのはいかがでしょうか?

      例えば、大根の葉や小ねぎ、小松菜などを細かく刻んだものとしらす干しやじゃこと鰹節を少量のごま油で炒め、酒とみりんとしょうゆを適量入れて、水分がとぶまで乾煎りさせた手作りのふりかけです。
       
       ヨーグルトを使った料理には、タンドリーチキンやパンケーキがあります。
      ヨーグルトもそのまま出すのではなく、料理の材料として使ってみるといいかもしれません。
        
      “空腹は最大のスパイス”ともいいます。できるだけ、外で身体を使って遊ぶように促しお腹をすかせることも重要な要素といえます。
       また、お子さんと育てる野菜を相談してプランターで育てて収穫する体験も野菜に興味が持てるきっかけ作りになると思います。

      大人もそうですが、お子さんによって、興味関心がそれぞれで、食にあまり趣をおかないタイプの子もいます。ですから、そういう子にとっては食事が辛く感じられることもあるでしょう。ですので、いっぺんに改善しようとせず、嫌いなものでも一口食べられたらほめて次に繋げ、チャレンジする気持ちがわくように少しずつ時間をかけて改善されることをおすすめします。
        何より食事を親子ともども苦痛と思わなくてすむ、願わくば、楽しいと思えるような雰囲気作りも大切です。

      我が家にも9歳の子がおります。
      たまに、『おうちレストランごっこ』と題して大好きなレストランメニューを一緒に手作りし、素敵なランチョンマットを敷いてテーブルにお花を飾ってナイフとフォークで食べてみたりしています。9歳だとまだまだ楽しんでくれます。

       同じ年齢の子を持つ仲間として、まさなさんを陰ながら応援しています。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して、ご参考にしていただくようお願いいたします。

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