息子に「がっくりだわ。もう子育てやめようと思った」と怒りをぶつけてしまいました。
中学1年の息子がいます。
先日 定期テストの成績が帰ってきて135名中 120番という悪い成績でした。
テスト前は 私たち親二人でつきっきりで教えていたのにと思うと結果にがっくりきました。
それからというもの、息子の態度が腹立たしくてポジティブな声掛けもできずにいます。
先日は「●●君にはお金もかけたし、いろんなところに連れて行ってたくさん経験もさせて、一生懸命お母さんたちは勉強教えているのに がっくりだわ。もう子育てやめようと思った」と怒りをぶつけてしまいました。
がっくりしている理由は学力だけではなく息子の態度にもあります。
息子の塾で覚えないといけない単語や漢字のテスト範囲を一緒に覚えるために、5問ずつ、家でもテストするようにしているのですが、それもせずに「勉強した」とうそを言って家でのテストに臨んだり・・
また 部活の先輩から挨拶されてもしたを向いてうつむいていたり、知らない人から「きみ 何年生?」と聞かれても だまーっていたりします。
忘れものが多く 学校の情報はなかなか伝わってきません。
学校で飲まないといけない薬を忘れないように、コップ、学校のカバン、筆箱にも「薬をのむ」と書いた付箋を貼っていても学校で薬を飲まないこともあります。
今にはじまったことではなく、小学校の先生にはたびたび 発達についてや生活保護態度において相談してきましたが、専門機関の治療を受けるまでもないと言われています。
小1のころに 担任からは ソーシャルスキルの本をお母さん読んでみて下さいとは言われたことがあります。
それ以来、私も時々 発達に関する本を読みますが、ADHDのADDに関する対処方が最も息子には適していると思って、家庭でできる工夫はさまざま試しています。
中学校になると、他の子との違いが 痛いほど見えてきて、学力も順番で示されると、自分はこんなに頑張って子育てしているのに、どうして 成績もあがらない、生活面でもしっかりしていないのだろうと 落胆とふがいなさを ひしひしと感じるばかりです。
ポジティブな声掛けが自己肯定感を高める、共感してあげることが大事、そんなのわかっています。でも もういくら頑張っても ぽーっとして勉強ができないというのは変わらないのかと思うと 子育てを投げ出したくなります。
どうか 助けてください。
専門家からの回答
はじめまして、高田と申します。
息子さんのために沢山努力していらっしゃるんですね。
ポジティブな声掛けが自己肯定感を高める、共感してあげることが大切と頭では分かっていても、余裕がなくなったり感情的になったりしてしまうことは当然あると思います。母親も人間です。
息子さんに対する深い愛情があるからこそ、感情が揺れてしまうのでしょう。ご自分を責めないでくださいね。
息子さんに関しては、元々の素質によるものなのか、自分で選択して行動しているのかで対応は変わってくるかもしれません。
元々の素質によるものなのであれば、努力ではどうしても解決出来ない場合もあります。自分で選択している場合はなぜそのような選択をするのかという根底の部分着目する必要があるかと思います。
小学校の先生に相談されてきたとのことですが、やっはりひっかかるという面があるのであれば、専門の機関に相談されてもいいかもしれません。児童相談所や地域の保健所、専門の小児科等、相談窓口は多々ありますので、Ksukeさんが相談しやすいところで良いと思います。
また、息子さんに対し、感情的になってしまうことはあると思います。
それ自体は仕方のないことだと思いますが、その際は行動に関しては指摘したり、叱ったりすることはあっても、存在を否定するような言葉はぐっと飲みこんであげてください。
息子さん自身も大好きなお父さん、お母さんの期待に応えることが出来ず、苦しい思いをしているかもしれません。
更に自分を否定されるような言葉を言われると自己肯定感は低くなり、自分を大切にすることが出来なくなってしまう可能性があります。
愛情を持って大切に育ててきた息子さんです。
将来の困らないためにこんな風にしてあげたい、そのためにはこうしてほしいという思いは当然あると思います。
ただ、息子さんの人生は息子さん自身のものです。時々、勉強や生活態度について、息子さん自身はどう考えているのか、どうしたいのかということにも耳を傾けてあげるといいかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
KsukeさんとKsukeさんのご家族のご健康とご多幸をお祈りしております。