2019/5/23 13:04:02
40歳です。1人目が37の時と既に高齢出産でした。私はこのまま一人…
40歳です。1人目が37の時と既に高齢出産でした。私はこのまま一人っ子でもいいかなと考えていましたが、夫がこの歳になって1人はかわいそうだと言いだしました。
1人目出産から今日まで避妊はしていなかったので、詳しく検査していませんができにくくなっているのだと思います。私は積極的治療は躊躇する気持ちがあります。気にしているのは時間の問題です。わたしは会社員としてフルタイムで働いているため、子供の世話と合わせてこれ以上時間が取れる気がしないのです。不妊治療には大体どの程度の時間的拘束がありますか?仕事はやめなければいけませんか?この部分がクリアできれば夫の願いを叶えてあげたい気持ちもあります。ピンキリなのは理解していますが、教えていただけたら助かります。
専門家からの回答
あやさん、こんにちは。産婦人科医の森田と申します。
時間の問題で不妊治療を躊躇されているのですね。
40歳というご年齢を考えると、早めに体外受精(卵子を採取して精子と受精させ、子宮内に戻す)へすすむ事をおすすめする医療機関が多いとは思いますが、体外受精ですとやはり通院回数が多くなります。
まず、治療の前に不妊症の検査をしますが、検査をすべき時期が決まっていますので、
月経5日目まで、10日目あたり、排卵の頃、排卵後高温期、と計4回程度の通院が必要になる事が多いと思います。
卵子の成長をみて排卵日を予測するタイミング法や、子宮内に精子を注入する人工授精でしたら、一般的には1周期(1回の月経)につき2〜3回程度の通院になります。
注射をする場合や卵子の成長に時間がかかる場合には通院回数が増える事もあります。
体外受精ですと、採卵(卵子を採取する)までに卵子の成長を確認するために頻繁に受診が必要で、2,3日おき、場合によっては毎日受診が必要な事もあります。
採卵後にも、その周期に受精卵を戻す場合、凍結して違う周期に戻す場合により、2〜4回程度受診することになります。
凍結して違う周期に受精卵を戻す場合、子宮内膜が十分に厚くならない場合は受診回数が増えます。
治療内容や医療機関によって通院回数は変わりますので、あくまで目安としてお考えください。
仕事をされている方が通いやすいように、夜間診療や土日診療を行なっているクリニックもありますので、お近くにないか調べてみても良いかもしれませんね。
ご参考になさってください。